就労移行支援事業所に通おうと考えている方から、「就労移行支援へは週に何回通えば良いのでしょうか?」という質問を受けることがありますので、通所日数に対するリンクスの考え方をご説明いたします。


通所日数を考える上で知っておかなければならないことは?

通所日数を考える上で、まず皆さんに知ってもらいたいことがあります。 それは・・・
「就労移行支援を利用できる期間は原則2年間である」
ということです。
この2年間という限られた期間の中で就職への準備を行ない、一般就労を目指す、というのが就労移行支援事業所の目的です。

「就労移行支援には2年間しか通えない」というと、一つ疑問が出てきませんか?
それは、
「週5回通って、2年間利用する。」のと
「週2回通って、2年間利用する。」のは利用できる期間に違いはあるのか?
という疑問です。
「週2回しか通っていないのだから、2年間よりも長く通えませんか?」という質問をよく頂きます。 答えとしては、「通所日数に関わらず、どちらも同じ期間(2年間)しか利用でない。」ということです。
なので、就労移行支援を利用する方は、週5回通える方が訓練できる回数も多く、それだけ多くの成長機会に恵まれます。
もし、就労移行支援を利用しようと考えているのであれば、週5回通える体力があると良いのは事実です。


通所日数に対する就労移行支援事業所リンクスの考え方

先ほどは「週に5回通える体力があると良い」と書きました。
確かに、週5回通える方が就職に近いことは確かです。
しかし、私たち就労移行支援事業所リンクスでは、
「就労移行支援への通所日数は週に1回からでも良い。」と考えています。
就労移行支援を利用したいと考えている方は、皆さん「一般就労を目指したい!」と思っている方々ですが、現状は通勤する体力に自信がなかったり、気分の波が大きく、精神的に不安定な方もいらっしゃいます。
しかし、「それでも就労に向けての第一歩を踏み出したい!週に1回しか通えないかも知れないけれど就労移行支援にチャレンジしてみたい!」という方がいるのも事実です。
私たち就労移行支援事業所リンクスでは、「その方には週1回からの通所が最適なペースだ。」と考えています。
まずは週1回でも家から出て、事業所に通所する。
そうすれば、就労に向けて訓練をしている利用者さんがいて、生活支援員、就労支援員、職業支援員がいる環境に出会えます。
その環境に触れることで、新しい刺激を貰えるはずです。
そこから、通所ペースを上げていき、週2回通えるようなる。
翌月は週3回通えるようになる。最終的には週5回リンクスに通えるように、スタッフが支援していきます。
はじめから力を入れ過ぎずるのではなく、「まず通所する。」
ここから始めてみても良いのではないでしょうか?

「就労移行支援事業所に通いたいけど、週5回通うのは難しいかも・・・。」
そう思っている方は是非就労移行支援事業所リンクスまでお問い合わせ下さい。