金曜日は、毎週恒例の講座の日!(^^)!
本日はビジネス講座「仕事場での質問の仕方」というテーマで講座を行いました。

仕事で何か分からない事に直面した時、皆さんはどのように対応しますか?

自分で調べる、分かる人に聞いてみる…等、様々な方法があるとは思いますが、

質問をしたけど「何を聞きたいのかが分からない」と言われた…といったように
質問の意図がうまく伝わらなかったという経験がある方も多いのではないかと思います。

そんな方にぴったり!今回は質問するにあたってのポイントを以下の6つに絞って紹介しました。



①まずは「15分間」自分で解決できるか考えてみる
分からないからと言って、すぐに誰かに助けを求めていては、自身の成長には繋がりません。
だからといって分からない事を多大な時間をかけて自分で調べ続けても、無駄な時間を浪費してしまう可能性が高く、仕事が滞ってしまいます。
そこで、「15分間」という一定の期間を設けて、まずは自身で解決する努力をするのです。そこまでで調べられた所が、今のあなたの実力です。

②質問の内容を整理する
15分間自分で調べても分からず、「では質問をしよう!」と思った時に、
どのように質問するかを考える必要があります。
聞きたいことが整理されていなければ、相手にうまく伝えることが出来ません。質問が下手な人はここが出来ていない場合が多いので、聞きたい事をメモに書く等して整理してから質問しましょう。

③結論から先に述べる!
相手に分かりやすく伝えるためにはここがとても重要です。
まず、自分が何に困っているのか、何を聞きたいのかといった結論を明確に伝え、
そのあとに「なぜその質問をするのか」「自分でどこまで調べて何が分からなかったのか」といった理由を添えると丁寧です。

④メモを取る
一度質問したことを忘れ、同じ内容を聞くという事は社会人としては良くない行為であると言えます。
「仕事を覚える気がないのか?」という悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、覚えておく必要があったり、忘れてしまいそうな事があればメモに残すようにしましょう。

⑤どこまで理解したか相手に伝える
説明に対して、すぐに「はい」「わかりました」と伝えると、相手は100%理解したと解釈します。
もし、説明して頂いた内容に対して自分の理解が不十分な場合には、
相手に失礼の無い様に、相手が説明してくれたことを自分の言葉で言い換えて、「〇〇という事でよろしいでしょうか?」といったように確認を行い、双方の理解度の食い違いを防ぎましょう。

⑥相手に感謝の言葉を忘れないこと
質問に答えてくれた人は、自分の時間を割いて質問に答えてくれています。
「ありがとうございます。」と必ず相手に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
また、質問をする際に「お忙しいところ申し訳ありませんが、教えて頂いてもよろしいでしょうか?」と伝える等、工夫して質問する様に心掛けましょう。



ポイントはどれも基本的なことですが、これを実際にどれくらい実行出来ているかと改めて考えてみると、質問をする際にここまで考えて出来ているという人は少ないのではないかと思います。
日頃の訓練の中から意識するだけでも、相手への伝わりやすさは変化が期待出来ると思うので、
質問をするのが苦手だなという方は、是非実行してみて下さい(^^♪