金曜日の4コマ目は毎週恒例の講座の日!(^^)!

本日はビジネス講座「ストレスコントロール」についてをテーマに
講座を行いました。

「ストレス」は誰にとっても身近なものでありながら、
あまり良い印象ではなかったり、どう付き合っていけばよいか分からないという方も
多いのではないでしょうか??

また、「ストレス」と一言に言っても、その感じ方や受け止め方は
人によってそれぞれ異なるのではないかと思います。

本日の講座ではまずはストレスに対してのみんなのイメージを聞き、
人によって様々であるという共通認識を持ったうえで
ストレスの定義や分類を紹介するところからスタートしました。



ストレスは、「自分にとって大切なものが脅かされる時に生じるもの」と定義されており、
大きく分けて以下の5つに分類することが出来ます。
・生理的ストレス:疲労、空腹、睡眠不足、ケガ、細菌
・物理的ストレス:寒さ、熱さ、騒音
・科学的ストレス:薬品、シックハウス
・精神的ストレス:生活上の不幸な出来事、経済的不安、不況、失業、転居、転職、進学、人間関係等
・社会的ストレス:長時間労働、過密スケジュール、満員電車などの過密な場所


このように並べてみると、やはりなんとなく「ストレスは良くないこと」と捉えられがちですが、
ストレス=病気(悪)という訳ではなく、軽いストレスはむしろ良い刺激となって
生きる意欲をもたらすとも言われています。

ストレスについて以下の様な研究(実験)が行われました。
【対象】客室乗務員
【実験内容】A群:普段通りに業務を行う
      B群:客室係の仕事は運動になるというポスターを掲示してそれを見てから業務を行う

【実験結果】A群:特に変化なし
      B群:体温・体脂肪が減少し、血圧も低下。以前よりも客室業務の仕事が好きになった。

このように、「思い込み」によって効果が発生することを
「プラシーボ(placebo)」効果と呼びますが、
この実験結果からも人間の思い込みはあらゆる結果に影響を及ぼす事が分かります。

「ストレス」に対しても、自分の考えようによっては、
ただ悪いものでは無くなるのではないでしょうか。


第1回目の今回の講座では、考え方を変える4段階の方法について紹介しました。
①新しい考え方を学ぶ
②自分の考え方に気付く
③新しい考え方を取り入れ、実践するためのエクササイズを行う
④自分が学んで実践したことを、ほかの人たちと分かち合う機会を持つ



考え方を変えるというのは、容易な事ではありませんが、
色々な考えがあるということを知ることで、ストレスに対する受け止め方にも変化が生じ、
新たな対処法を身に着けるために役立つかも知れません。

ストレス講座は続編を予定しております。
ストレスへの対処法を身に着けたいという方はぜひ継続して参加されることをお勧め致します!(^^)!