金曜日の4コマ目は毎週恒例の講座の日!(^^)!

ストレスコントロール講座続編です!
ここまで第1回・第2回の講座を通してストレスに対するみんなのイメージの共有に加え、
「実際は悪い事だけではない!」というストレスの本質について紹介してきました。


では、世界の人々のストレスに対するイメージはどうなのでしょうか?
2005年~2006年にかけて121か国、12万5000人に
「あなたは昨日、大きなストレスを感じたか?」という内容の調査を行ったところ、

経済の発展している先進国はストレスを感じているという回答が多く、
発展途上国はストレスを感じているという回答が少ないという結果が出ました。

また、「幸せ」を感じている人は、大きなストレスを感じていながらも、
それを自分の成長につながると捉え、ストレスをパワーに変える事が出来ている人が多く、
反対に自分が不幸だと感じでいる人は、屈辱感や怒りを強く感じる一方で
「喜び」をほとんど感じていないという事が分かりました。


人間が生きていく上ではある程度ストレスがあってこそ、
普通の事に対してありがたみや幸せを感じる事が出来るのかもしれません♪



実際には、「ストレス」を感じるというのは辛くしんどいことも多いと思います。
では、ストレスに向き合うにはどのようにしたらよいのでしょうか?

これについて、参考文献の中ではある実験について紹介されていました。

自分がある会社の組織で働いていて、株主総会でプレゼンテーションを行うと仮定します。
大勢の役職のある方の前での発表、誰でも緊張と不安でいっぱいになると思います。

ある人は「緊張するけど落ち着いて発表しよう!とにかく落ち着いて。」と考え、
またある人は「緊張して動悸がするけど、この動悸は私がワクワクしているからだ!」と考えて
プレゼンテーションに臨みました。

結果、両者共に不安が消えることはありませんでしたが、
「私はワクワクしているんだ!」と考えた後者の人の発表は、前者のものと比べて
自信を持って発表することが出来、結果的に説得力のある発表になったそうです。


このように、ストレスに対しての受け止め方を変える、ストレスを良い物と捉える(思い込む)ことで
自身のストレスに対する反応をコントロール出来る様になると、
得られる結果が変わってくるのではないかと参考文献の中では紹介されていました。


自分の反応や考え方の癖を変えることは容易ではありませんが、
これらの事を踏まえ、実際にストレスを感じた時に意識的に受け止め方を変える努力をしてみるのも
良いかもしれませんね(`・ω・´)