火曜日の4コマ目は、毎週恒例のグループワークです!!
本日は、「伝言ゲーム」に取り組みました。


このワークの目的は、言葉のみで情報を伝える難しさを体験することです。

相手に何かを伝えようとした時、自分の頭で考えていることが 上手く伝わらなかったり、
相手から「それはどういうこと?」と聞き返された経験は無いでしょうか?

相手が話を聞く姿勢をとって受け止める力ももちろん重要ですが、
まずは自分の「伝え方」を振り返り、説明力の向上を目指しましょう。


伝言ゲーム

今回のワークでは、リーダーとなる人だけが、ある絵を見て、
チームの他のメンバーに自分が見た絵を口頭で伝えて紙に書いてもらうという方法を取りました。


まず、見たものを言語化するだけでも難しいと感じますが、
それをさらに絵を見ていない第三者に伝えるのですから、
「伝え方」にはかなり工夫が必要です。

伝える時の工夫として、一般的に「こそあど言葉」と言われるような指示語を多用しないのも一つのポイントですね!
今回は、チームのメンバーからリーダーに対して「質問をしても良い」というルール設定を行いました。

例えばリーダーが、「絵の右上に丸があります」とメンバーに伝えたとします。
この説明で、「右の上の方に丸がある」という事は分かりますが、
「丸の大きさはどのくらいなのか?」「丸といっても、まん丸なのか楕円なのか?」…といった具合に、 気になる点がいくつか浮かぶのではないかと思います。

メンバーはそれを質問することによって足りない情報を補うことで、完成形に近づけることが出来ます。

こうなると、リーダーの「伝え方」だけでなく、メンバーの「聞く力(情報を受け取る力)」の双方が
重要であることが分かるのではないでしょうか?

自分がリーダーになった場合には、メンバーの視点に立って、
「絵を見ていない自分以外の人達はどんな情報を知りたがっているだろうか?」という事を考えて伝える様にすると、 必要な情報を整理して伝える事が出来るのではないかと思います。

「伝える力」「聞く力」これらはどちらも仕事において非常に重要な役割を果たします。
ゲーム感覚で取り組んでみると、自分の伝え方で相手にどれくらい情報が伝わるのかが把握出来て良い実践練習になるのではないかと思います(`・ω・´)♪