敬語【ビジネス講座】
今回は社会人にとって必須のスキル「敬語」について基本的な敬語の種類を説明し、敬語のプリント問題に取り組みながら理解を深めてもらいました。

敬語は大きく3種類に分けることができます。
[敬語を3つに分けると]
- 尊敬語:目上の人を敬う表現。
「相手を立てたいとき」 に使う。
例)(目上の人が)16時にいらっしゃいます - 謙譲語:自分がへりくだる表現。
「自分を下げることで相手を立てたいとき」 に使う。
例)(自分が)16時に参ります - 丁寧語:ものごとを丁寧に表現。
自分側に限らず広く使える。
例)(自分が)16時に行きます
ポイント
「主語」が誰かをしっかりと把握すること。尊敬語の主語は「相手」、謙譲語の主語は「自分」と覚えておくと良いでしょう。
[二重敬語について]
一つの語について、敬語を二重に使ったものを「二重敬語」といいます。具体的には 「尊敬語+尊敬語」、または 「謙譲語+謙譲語」の構造のことを指します。(「お召し上がりになる」など一部例外もあります)
× お話しになられる → ○ お話しになる
× 拝見させていただきました → ○ 拝見しました
× 伺わせていただきます → ○ 伺います

講座に参加した皆さんから「何気なく使っているため、問題を解くのが難しかったです。」「就職活動のために普段から慣れておこうと思いました。」などの感想がありました。
敬語は「社会人としての常識を持っている自分自身を表現する」手段でもあるので、自然と使えるように日頃から意識したいですね。
リンクスでは定期的に講座、グループワークを行っております。興味のある方は体験で講座やグループワークへの参加もできますので、お気軽にご連絡ください。
