自分の身は自分で守ろう!避難訓練♪【グループワーク】

地震が来たときの対処方法

今回のグループワークは、避難訓練です!
震災時に自分の身を守れるようになることを目的に行いました。


・事業所で震災が起きた時
・外で震災が起きた時
・家の中で震災が起きた時

上記の3点で震災が起きた時の対処方法を学びました。


◎事業所で震災が起きた時
リンクス松戸では「松戸市勤労会館」が避難場所となります。
避難する際、地震が軽度である場合は事業所に待機します。
地震が起きたら、落ち着くまで机の下に隠れましょう。
大型の地震が起き、余震が続く場合は、スタッフが指示を行い松戸市勤労会館または市役所に避難します。


避難訓練

◎外で震災が起きた時

■エレベーターに乗っている時
同様に閉じ込められている人も大勢いるため、救助がくるまでに時間がかかる可能性があります。
「非常用呼び出しボタン」等で外部と連絡が取れるようにしましょう。


■オフィス街や繁華街にいる時
ビルの窓ガラスが割れると時速40km~60kmで落下し、広範囲に拡散します。
外壁や看板などが剥がれ落ちることもあるので、カバンなどで頭を保護し、できるだけ建物から離れましょう。


■スーパーやデパートにいる時
広いホールや商品の少ない場所、柱付近に移動しましょう。
商品などの落下や陳列棚の転倒に注意して下さい。
慌てて出口に移動せず、係員の指示に従って避難しましょう。


■映画館や劇場にいる時
天井からの落下物や窓ガラス等に気をつけながら、安全な場所に避難して下さい。
停電しても非常灯がつくので、慌てて出口や階段に移動せず係員の指示に従いましょう。
事前に避難口を確認しておくと良いでしょう。


■地下鉄にいる時
停電しても非常照明がつくまでは待機して下さい。
地下街では60mごとに非常口が設置されていますので、空いている出口から地上に出ましょう。
列を乱さないように、壁づたいに歩いて避難して下さい。


■バス、電車にいる時
急ブレーキが踏まれる場合もあるので、転ばないように姿勢を低くしたり、手すりやつり革にしっかり掴まりましょう。
座席に座っている場合は、低い姿勢を取って頭をカバンなどで守って下さい。
停車後は、乗務員の指示に従ってください。


■住宅街にいる時
ブロック塀や石塀が倒れる危険性があるので、揺れを感じたら離れましょう。
電柱や自動販売機も倒れる場合もあるので、側から離れて下さい。
屋根の瓦やマンションのベランダに置かれているエアコンの室外機、植木鉢などが落下してくることがあります。頭上も注意しましょう。
耐震性能の低い住宅が倒壊することもあります。瓦礫や窓ガラスが散乱する恐れがあるので、揺れを感じたら周辺の状況に注意して下さい。


■海岸にいる時
津波が発生する恐れがあるため、避難の指示や勧告を待つことなく、安全な高台や避難地を目指して下さい。
近くに高台がない場合は、3階建て以上に上がれる建物を目指しましょう。
津波は繰り返し発生するので、第一波を回避したからといって絶対に戻ってはいけません。
避難標識が整備されている場合は、避難する際の目安になります。
監視員やライフセーバーがいる海水浴場では、指示に従って避難しましょう。


■車を運転している時
急ブレーキを踏むと想定外の事故を起こすことに繋がります。
ハンドルをしっかり握り、前後の車に注意しながら徐々に速度を落とし、道路の左側に停車しましょう。
エンジンを切り、揺れがおさまるまでは車外に出ないようにしましょう。
避難の必要がある場合、車のキーはつけたままにし、ドアをロックしないで窓を閉めて下さい。
連絡先を見えるところに書き、車検証などの貴重品を持って徒歩で避難しましょう。

※車での避難は、緊急車両などの妨げになりますのでやめましょう。
※高速道路では、普通の道路を走行中の対処に加え、以下の点にも留意しましょう。
→高速走行しているのでハザードランプを点灯させ、前後の車に注意喚起して下さい。
→高速道路では約1kmごとに非常口が設けられており、ここから徒歩で一般道路に出られます。



震災が起きたときの過ごし方

◎家の中で震災が起きた時

■浴室やトイレにいる時
浴室ではタイルや鏡、トイレではタンクなど落ちてくることがありますので注意しましょう。
入浴中の場合は風呂のフタなどをかぶり、頭部を守りましょう。
揺れが収まってから避難しましょう。


■キッチンにいる時
調理器具が落ちてきて火傷などを負う可能性があるので、無理に火を消しに行こうとせず、揺れが収まるまで待ちましょう。
食器棚や冷蔵庫は倒れるだけでなく、中身が飛び出す場合もあるので注意しましょう。
揺れを検知して自動的にガスを止める、ガス漏れや遮断機(ガスマイコンメーター)がほとんどの家庭に設置されています。特性や使い方を十分に理解しておきましょう。


■寝ている時
暗闇では、ガラスや照明器具の破片で怪我をしないように注意しましょう。
近くにスリッパや懐中電灯など、すぐ避難できる準備をしておきましょう。
寝室には倒れて怪我をしそうなものを置かないようにしましょう。


避難する際の心掛けとして「おはしも」という標語をご存知でしょうか?

お→押さない
は→走らない
し→喋らない
も→戻らない

震災が起きると必ず慌ててしまったり、自分の行動を把握することが難しくなります。
深呼吸するなど、冷静になって避難しましょう。

また、家族と住んでいる方は被災した場合のことを予め取り決めておくことが重要です。
以下の3点を話し合い、確認しておきましょう!

➀避難場所、避難路はどこか
→避難場所までどの道順で行った方が良いか、安全か。
➁家の中でどこが一番安全な場所か
➂自分の情報シートの作成
・情報シートに記載した方が良い項目。
→名前、住所、自分の連絡先、緊急連絡先、血液型、服用している薬など。
記載した紙を普段から携帯しましょう!


参加者から「いろんな場面で、震災が起きた時の対処方法が知れて良かったです!」との声が上がりました。
環境に備えて、対処方法や知識を得ることが出来たグループワークでした☆



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