就労移行支援事業所リンクス川越西口です♪
今回のブログでは6/2(火)に開催した講座『ストレスマネジメント④〜メンタルヘルス不調と心身症〜』についてご紹介していきます。ストレスは私たちの日常生活や就労において、切り離すことのできない存在です。
ストレスは適量であれば、パフォーマンスの向上に繋がりますが、負担が大きいと心と体に影響を与えます。
今回の講座ではメンタルヘルス不調と心身症を中心に解説を行いました。
メンタルヘルス不調とは
メンタルヘルス不調というと、「うつ病」などの病気をイメージする方が多いかもしれません。しかし実際には、強いストレスや不安、悩みなども含まれ、もっと幅広い状態を指します。メンタル不調と聞くと、何かしらの診断名がついているイメージを抱いている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。実際には診断名がついていなくても、メンタルヘルス不調は起こり得ます。
例えば、遅刻や欠勤が増える、寝つきが悪いといった変化の背景に、不調が潜んでいることもあります。メンタルヘルス不調および関連する疾病は素因といって元々の疾病へのかかりやすさも関係しますが、置かれている環境も大きく関係しています。就労面においては男女によってストレスに感じる事柄に多少違いはあるものの、共通して1位となっている事柄は仕事の質・量です。メンタルヘルス不調の中にはアルコール依存症といった依存症も含まれます。アルコール依存症を発症するまでのメカニズムですが、以下の通りとなります。
まずは機会飲酒として、付き合いなどからの飲酒がきっかけとなることが多いです。
そこから次の段階として飲酒が習慣的なものに進むと飲酒量によってはブラックアウトが起こり得ます。
習慣飲酒、ブラックアウトが継続し、飲酒に歯止めが効かなくなると次に精神面においてイライラといった変化が生じ、最終的には身体面において手の震えといったものが出現するまでが発症の流れです。
アルコール依存症の治療は断酒が基本となりますが、早い段階で気づき、支援につながることで回復は十分に可能です。治療にあたって個人のみでなく医療を含む周りの支援が必要不可欠です。アルコール依存症を抱える人との関わり方によっては家族や職場の同僚、上司がイネイブラーといって、無意識に依存症などの進行を助長する支え手になることがあります。
職域において具体例を出すと、アルコール依存症が原因と思われる勤怠の悪化や業務態度において、該当社員に対して上司が甘く見ることにより、該当社員の症状を悪化させる可能性があるといわれています。
メンタルヘルス不調について、”心の病気”や”心の不調”というイメージを抱く方は多いかと思います。
しかし、メンタルヘルス不調に気づくうえでは心の変化以外にも体の変化に気づくことも大切です。また、メンタルヘルス不調の中には心身症といって、過敏性腸症候群(IBS)や、緊張性頭痛、過眠症といったものもあげられます。
これらの疾患はストレスに起因するものが多いです。このようにメンタルヘルス不調は体にも影響を及ぼし、日常生活や就労において支障をきたします。
【解説】アブセンティーズムとプレゼンティーズム
アブセンティーズムとはメンタルヘルス不調といった体調不良から仕事を欠勤したり休職したりしている状態のことを指します。一方でプレゼンティーズムとは、出勤はしているものの、メンタルヘルス不調を含む体調面での変化や問題により、業務遂行に影響が出ている状態のことを表します。
アブセンティーズムの労働者とプレゼンティーズムの労働者における医療費負担の割合ですが、後者のほうが多いというデータがあります。このデータから多くの労働者は不調を抱えながら仕事を行っていることが説明できるでしょう。
プレゼンティーズムからアブセンティーズムに移行をしないようにする為には、職場と自身において、早期のメンタルヘルス不調を発見することが重要です。
まとめ
今回の講座ではメンタルヘルス不調について、具体的な疾患を含めて解説を行っていきました。メンタルヘルス不調はうつ病や統合失調症といった疾病に限らず、様々な状態を指すことが多いです。
それぞれの疾病や疾患全てを理解することは難しいことではありますが、少しでも理解をすることにより、自身や周りの不調に対して早期発見と早期の治療に繋がります。また、ストレスにより体への影響は個人の体質やストレスのかかり方、ストレスの種類によっても異なる為、自身のストレスの許容量や傾向についても改めて把握をすることが大切です。
リンクス川越西口では定期的な講座やグループワークを実施しています。
見学や体験の方の参加も大歓迎です!ぜひお気軽にお問い合わせください♪





