資格について【ビジネス講座】
就労移行支援事業所リンクス柏にてビジネス講座「資格について」の講座を行いました!(^^)!

資格を持っていると就職活動で有利になると考えている人は多いのではないでしょうか。 しかし資格を持っていることで就職が有利になるのではなく、資格取得の学習で得たスキルをどのように企業で活かせるのかを伝えることが重要です。
今回の講座では「就職活動で資格をアピールするときのポイントを知る」ことを目的として行いました。

◆MOS (Microsoft Office Specialist)と日商PC検定試験の違い
〈MOS〉- Microsoft認定の国際資格
- オフィスソフトの機能操作が中心
- バージョンごとの試験があり、一般レベルとエキスパート(上級)の2段階
- 受験費用が高め(1科目10,780円~12,980円)
〈日商PC検定試験〉
- 日本商工会議所が実施している検定
- Basic、3級~1級までの全4段階
- ITを活用するための知識及びスキル習得が目的
- 受験費用がMOSと比べて安い(3級 5,240円 2級 7,330円 1級 10,480円)
どちらかの資格がより就職に有利ということはありません。 まずはMOSの学習で機能面をしっかりと理解してから、日商PC検定の資格取得を目指す人もいます。オフィスソフトのスキル習得自体はどちらの資格でもできるため、自分が習得しやすい資格を選びましょう。
◆就職活動で資格をアピールする際のポイント
- 資格を取得した目的を明確にする →目的意識を持って行動できることをしっかりとアピールできる。
- 努力過程を伝える →資格取得にいたるまでの過程や苦労などを踏み込んで述べることで「目標の達成に向けて努力ができる人だ」という印象を与えられる。
- 企業での活かし方を伝える →企業では資格を持っていれば誰でも良いわけではありません。企業でどのようにスキルを活かせるのかを伝える必要があります。
参加者からは「目的を持って取り組むことは大切だと知ることができた」などの感想がありました。
資格を持っていること自体が就職に絶対有利とは限りません。
資格はスキルがどの程度あるのか示すものです。そのため資格取得の際には、学習の目的や就職後にどのように活かしたいのかを考えながら学習に取り組んでみましょう。
リンクスでは定期的にビジネス講座やグループワークを開催しています。 興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
