自責思考と他責思考【教養講座】
こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越東口です。
本日は1月9日(木)に開催いたしました、『教養講座:自責思考と他責思考』をご紹介します。
自責思考とは自分に原因や責任があると考える思考のことです。他責思考とは他人や外部環境に原因や責任があると考える思考のことを指します。
結果に対する原因がどこにあるか、という点に違いがあります。「自分が影響できたかもしれない、そうであれば責任の一部は自分にある」というのが適切な自責思考となります。 「自分の責任」といった自責思考が強いと感じている人は、他責思考で「運がなかった」と 考えて、気持ちを切り替えることも大切です。「自分はこういうことが出来たかもしれない」という前向きな思考を基本としたうえで、他責思考を適切に扱っていきましょう。
自責思考と他責思考にはそれぞれメリットとデメリットがあります。まずは自責思考のメリットとデメリットについて解説していきます。
自責思考のメリットとしては、成長できるチャンスに恵まれることや人間関係の摩擦を減らせるメリットがあります。一方でデメリットとしては完璧主義やネガティブな思考に陥りやすく、一人で問題事等を背負いがちになってしまう為、ストレス負荷がかかりやすいです。続いて、他責思考のメリットとデメリットについても見ていきましょう。
他責思考のメリットとして、行動力や挑戦がしやすくなり、ストレスマネジメントに強いメリットがあります。一方で、対人関係に摩擦が生じやすくなり、自身の成長の機会を逃しやすくなるデメリットがあります。自責思考と他責思考のメリットとデメリットを理解し、それぞれの良いところを身につけていきたいですね。
自責思考と他責思考はどちらかに偏らせず、バランスよく両方の思考を取り入れることが大切です。思考が偏らないよう多方面から物事を考えていくこともおすすめします。今回の講座では参加者の方々に、最近感じた失敗や困りごとを通じて、その時の思考やなぜその思考に至ったのか、振り返りをしていただきました。そのうえで自責思考なのか、他責思考なのかを検討していただき、偏らない為にはどうしていけば良いかまで検討することで、今後の失敗や困りごとに対して備えるようにしています。今回講座に参加した方から、『焦らずゆっくり考えていきたい』と感想がありました。 考え方は一朝一夕で変えられるものではありません。今後支援員と一緒に自責思考、他責思考どちらかに偏らない考え方ができると良いです!
就労移行支援を通じて、自身の考えを見つめ直して次に備える力を身につけることができます。
ぜひ、リンクス川越東口のプログラムを活用して、スキルアップを目指してみてください。
少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
みなさまのご連絡お待ちしております♪
就労移行支援事業所リンクス川越東口です。
本日は1月9日(木)に開催いたしました、『教養講座:自責思考と他責思考』をご紹介します。

自責思考と他責思考とは
自責思考とは自分に原因や責任があると考える思考のことです。他責思考とは他人や外部環境に原因や責任があると考える思考のことを指します。
結果に対する原因がどこにあるか、という点に違いがあります。「自分が影響できたかもしれない、そうであれば責任の一部は自分にある」というのが適切な自責思考となります。 「自分の責任」といった自責思考が強いと感じている人は、他責思考で「運がなかった」と 考えて、気持ちを切り替えることも大切です。「自分はこういうことが出来たかもしれない」という前向きな思考を基本としたうえで、他責思考を適切に扱っていきましょう。
それぞれのメリットとデメリット
自責思考と他責思考にはそれぞれメリットとデメリットがあります。まずは自責思考のメリットとデメリットについて解説していきます。自責思考のメリット
1. 成長するチャンスをつかみやすくなる
周囲や環境の責任にせず周囲のフィードバックを素直に受け取ることがきるように なるため、様々な経験が成長に繋がります。
2. 他人との争いを起こしづらい
物事に対して、要因Aが100、その他が0ということはありません。自責思考のマインドを持つことにより「自分にも責任の一端がある」ということを認められるため、他人を傷つけること、衝突する以外の方法や対処を取ることに繋がります。
3. 周囲の環境に流されず努力することができる
他責思考が強いと問題やトラブルが生じた際、他人や環境のせいにすることで状況に流されがちとなってしまいます。自分が主体となって行動することにより、状況に振り回されてしまうことなく努力し、結果に繋がります。
周囲や環境の責任にせず周囲のフィードバックを素直に受け取ることがきるように なるため、様々な経験が成長に繋がります。
2. 他人との争いを起こしづらい
物事に対して、要因Aが100、その他が0ということはありません。自責思考のマインドを持つことにより「自分にも責任の一端がある」ということを認められるため、他人を傷つけること、衝突する以外の方法や対処を取ることに繋がります。
3. 周囲の環境に流されず努力することができる
他責思考が強いと問題やトラブルが生じた際、他人や環境のせいにすることで状況に流されがちとなってしまいます。自分が主体となって行動することにより、状況に振り回されてしまうことなく努力し、結果に繋がります。
自責思考のデメリット
1. 完璧主義やネガティブ思考に陥る傾向が増えてしまう
言われたことを真面目に実行しようとするが、言われた通りにできなかった場合に自分を責めてしまうことに繋がります。その他にも、ミスが続くと自分に対しての自信を失っていってしまい、消極的になっていってしまいます。
2. 一人で抱え込んでしまいやすい
自責思考が強くなってくると、責任感も強まってきます。責任感の捉え方を誤ると「自分が全ての責任を負わなければならない」と考えるあまり、他人に仕事を任せたり頼ったりすることが出来なくなります。
3. 過剰に自分と関連付けてしまう
何か問題が発生した際、周囲や環境に問題があるようなケースでも、 「自分にも何か問題があったのでは?」と必要以上に自分と関連付けてしまうことが増えてしまいます
言われたことを真面目に実行しようとするが、言われた通りにできなかった場合に自分を責めてしまうことに繋がります。その他にも、ミスが続くと自分に対しての自信を失っていってしまい、消極的になっていってしまいます。
2. 一人で抱え込んでしまいやすい
自責思考が強くなってくると、責任感も強まってきます。責任感の捉え方を誤ると「自分が全ての責任を負わなければならない」と考えるあまり、他人に仕事を任せたり頼ったりすることが出来なくなります。
3. 過剰に自分と関連付けてしまう
何か問題が発生した際、周囲や環境に問題があるようなケースでも、 「自分にも何か問題があったのでは?」と必要以上に自分と関連付けてしまうことが増えてしまいます
自責思考のメリットとしては、成長できるチャンスに恵まれることや人間関係の摩擦を減らせるメリットがあります。一方でデメリットとしては完璧主義やネガティブな思考に陥りやすく、一人で問題事等を背負いがちになってしまう為、ストレス負荷がかかりやすいです。続いて、他責思考のメリットとデメリットについても見ていきましょう。
他責思考のメリット
1. 行動力や挑戦に繋がる
自責思考が強すぎるとリスクに敏感となり、行動にブレーキがかかってしまいますが、リスクを過度に恐れることがなく、積極的に行動することで周囲を引っ張っていけるようにもなります。
2. 適度な大雑把さ
要所だけをチェックする、といった程よい“大雑把さ”に繋がります。
3. トラブルや問題の原因を客観的に掴みやすい
「自分に責任がある」という考え方ではなく、周囲や環境も含めて分析し要因を見出すことにより、客観的に原因を把握できるようになります。
4. ストレスマネジメントに強くなる
仕事や責任を一人で抱え込み過ぎることを避けられるようになります。自分が関係ないことに対して、「自分に大きな非はない」と認識することでストレスを受けずに済み、メンタル面の不調リスクを最小限に抑えることに繋がります。
自責思考が強すぎるとリスクに敏感となり、行動にブレーキがかかってしまいますが、リスクを過度に恐れることがなく、積極的に行動することで周囲を引っ張っていけるようにもなります。
2. 適度な大雑把さ
要所だけをチェックする、といった程よい“大雑把さ”に繋がります。
3. トラブルや問題の原因を客観的に掴みやすい
「自分に責任がある」という考え方ではなく、周囲や環境も含めて分析し要因を見出すことにより、客観的に原因を把握できるようになります。
4. ストレスマネジメントに強くなる
仕事や責任を一人で抱え込み過ぎることを避けられるようになります。自分が関係ないことに対して、「自分に大きな非はない」と認識することでストレスを受けずに済み、メンタル面の不調リスクを最小限に抑えることに繋がります。
他責思考のデメリット
1.対人関係でトラブルを抱えやすい
周囲や環境の批判に繋がりやすいため、信頼関係の構築が難しくなります。 「上手くいった時は自分の手柄、失敗した時は他人のせい」という状況が作られてしまいます。
2.成長の機会を逃しやすい
他人や環境のせいにしてしまうため、自分の改善すべき点が見えなくなってしまいます。周囲の方も指導やアドバイスを諦めてしまうため、結果として成長の機会を失い、仕事でのキャリアも行き詰まってしまうリスクがあります。
3. 確認不足などから失敗に繋がりやすい
細かい部分や面倒なことは他人任せになってしまうため、相手に丸投げした部分で認識の食い違いが生じてしまうい、思わぬトラブルに発展しやすくなります。
周囲や環境の批判に繋がりやすいため、信頼関係の構築が難しくなります。 「上手くいった時は自分の手柄、失敗した時は他人のせい」という状況が作られてしまいます。
2.成長の機会を逃しやすい
他人や環境のせいにしてしまうため、自分の改善すべき点が見えなくなってしまいます。周囲の方も指導やアドバイスを諦めてしまうため、結果として成長の機会を失い、仕事でのキャリアも行き詰まってしまうリスクがあります。
3. 確認不足などから失敗に繋がりやすい
細かい部分や面倒なことは他人任せになってしまうため、相手に丸投げした部分で認識の食い違いが生じてしまうい、思わぬトラブルに発展しやすくなります。
他責思考のメリットとして、行動力や挑戦がしやすくなり、ストレスマネジメントに強いメリットがあります。一方で、対人関係に摩擦が生じやすくなり、自身の成長の機会を逃しやすくなるデメリットがあります。自責思考と他責思考のメリットとデメリットを理解し、それぞれの良いところを身につけていきたいですね。
まとめ
自責思考と他責思考はどちらかに偏らせず、バランスよく両方の思考を取り入れることが大切です。思考が偏らないよう多方面から物事を考えていくこともおすすめします。今回の講座では参加者の方々に、最近感じた失敗や困りごとを通じて、その時の思考やなぜその思考に至ったのか、振り返りをしていただきました。そのうえで自責思考なのか、他責思考なのかを検討していただき、偏らない為にはどうしていけば良いかまで検討することで、今後の失敗や困りごとに対して備えるようにしています。今回講座に参加した方から、『焦らずゆっくり考えていきたい』と感想がありました。 考え方は一朝一夕で変えられるものではありません。今後支援員と一緒に自責思考、他責思考どちらかに偏らない考え方ができると良いです!
就労移行支援を通じて、自身の考えを見つめ直して次に備える力を身につけることができます。
ぜひ、リンクス川越東口のプログラムを活用して、スキルアップを目指してみてください。
少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
みなさまのご連絡お待ちしております♪
