【情報】ノロウイルスに注意しよう

こんにちは!
リンクス川越西口です。

寒い日が続いていますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか?
先日帰宅するときに雪がちらほら舞っているのを見ました。冷える日がまだまだ続きそうなので、皆さん体調には気を付けてお過ごしくださいね😊

最近よくニュースでノロウイルスの話題が取り上げられていますね。
ノロウイルスは非常に感染力が強く、家庭や学校、職場などで集団感染を引き起こすこともあります。特に小さな子供や高齢者は重症化しやすいため、注意が必要です。

今回は、ノロウイルスの基本情報や症状、感染予防のポイントについて詳しくご紹介します!

ノロウイルスとは

ノロウイルスは、感染性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種です。感染者の便や嘔吐物に含まれ、その微細な粒子が口から体内に入ることで感染が広がります。
ノロウイルスは極めて少量でも感染するため、家庭内や施設内での感染が急速に拡大することが特徴です。

感染経路としては、以下のようなものがあります。

  • 経口感染:ウイルスが付着した食品を食べることによる感染(生牡蠣などの二枚貝が代表的)

  • 接触感染:感染者が降れたドアノブやタオルなどを介しての感染

  • 飛沫感染:嘔吐物や排せつ物が乾燥し、空気中に舞ったウイルスを吸い込むことによる感染

ノロウイルスは低温環境下でも長時間生存できるため、冬場に流行しやすくなります。

ノロウイルスの症状

ノロウイルスに感染すると、24~48時間の潜伏期間を経て以下のような症状が現れます。

  • 激しい嘔吐:突然の吐き気や嘔吐が主な症状です。

  • 下痢:水のような下痢が続くことが多く、脱水症状に注意が必要です。

  • 腹痛:胃腸の不快感やけいれんを伴うことがあります。

  • 発熱:軽度の発熱(37~38℃程度)が見られることがあります。

  • 倦怠感:からだ全体がだるく、食欲が低下します。

通常、症状は1~3日ほどで治まりますが、高齢者や乳幼児は脱水症状を起こしやすいため、こまめな水分補給が重要です。
また、症状が治まった後も1~2週間は便にウイルスが排出されるため、二次感染を防ぐための対策が必要です。

感染を防ぐために

ノロウイルスの感染を防ぐためには、日常生活の中での予防対策が重要です。

手洗いをする
まず手洗いの徹底が基本となります。特にトイレの後や食事の前、調理の前後には石鹸を使って丁寧に手を洗いましょう。アルコール消毒ではノロウイルスを完全に除去できないため、流水と石鹼による手洗いが最も効果的です。

食品の取り扱いに気を付ける
食品の取り扱いにも注意が必要です。ノロウイルスは85~90℃で、90秒以上の加熱によって不活性化されるため、生牡蠣などの二枚貝を食べる際には十分に加熱することが推奨されます。調理器具やまな板、包丁などもこまめに消毒し、食材ごとに使い分けることで二次感染を防ぐことができます。

二次感染に気を付ける
感染者がいる場合、嘔吐物や便を適切に処理することが重要です。処理を行う際には使い捨ての手袋とマスクを着用し、ペーパータオルなどでふき取った後、次亜塩酸ナトリウム(家庭用漂白剤を適切に希釈したもの)で消毒を行いましょう。処理後は必ず手洗いを徹底し、感染の拡大を防ぎます。

さらに、タオルや食器の共用を避けることも感染予防の一環です。特に家庭内では、感染者専用のタオルを使用し、食器類は熱湯消毒を行うと安心です。ウイルスは乾燥しても感染力を持つため、感染者の衣類や寝具はこまめに洗濯し、しっかりと乾燥させることが大切です。

まとめ

ノロウイルスは感染力が強く、家庭や学校、職場で集団感染を引き起こす可能性があります。そのため、日ごろから手洗いや食品の加熱、環境の消毒など基本的な予防策を徹底することが大切です。

特に冬場は流行しやすいため、より一層の注意が必要です。

正しい知識を持ち、適切な対策を講じることでノロウイルスの感染を防ぎ、安全な生活を送りましょう!


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