スーツの着こなし方【ビジネス講座】
金曜日の4コマ目は毎週恒例の講座の日!(^^)!
今回は就職活動を行うにあたってとても重要なポイントとなる「スーツの着こなし方について」をテーマに取りあげ、外部講師として青山商事株式会社様をお呼びして、ビジネス講座を行いました!
本日の講座の目的は、企業側から良い印象を受けるスーツの着こなし方を学ぶことです。
前半は映像を見てもらい、後半は質疑応答を交えて、ネクタイの結び方のポイントについて実践形式で取り組みました。
前半では、主に下記の4点についての映像を見ながら説明を受けました。
➀スーツスタイルのチェックポイント
➁着用時の注意点
➂スーツのメンテナンス方法
➃ワイシャツ・ブラウスの種類
➀スーツスタイルのチェックポイント!
・肩幅のチェック
→肩幅はジャストサイズのものを使用すること。肩幅が合っていないと背中にシワが寄ってしまいます。
・着丈のチェック
→男性は裾からヒップがギリギリ隠れるくらいがベストバランス。女性はヒップの一番高いところが隠れるくらいが丁度良いです。
・袖丈のチェック
→男性は手のくるぶしが隠れる程度でシャツの袖が1cm出るくらいがベストです。
女性は手首が隠れる程度の長さを選び、ブラウスの袖はジャケットから出ないようにしましょう。
・裾丈のチェック
→男性は踵から1∼2cmの位置に裾がくる長さがベストです。
女性のスカートの長さは立った状態で膝にかかるくらいが良いとされており、座った時は膝上5∼10cm程度出るくらいがベストです。
➁着用時の注意点!
・男性はジャケットの一番下のボタンは外す
・女性はジャケットのボタンは全て留める
・ポケットには携帯電話などの物は入れない
・男性はシャツのボタンを留めて、ネクタイもきちんと締める
・女性はシャツのボタンは留め、襟をしっかり正す
せっかくサイズの合うスーツが購入できても、着方を間違えるとだらしがない印象を与えてしまう可能性があるため、気を付けましょう!(^^)!
➂スーツのメンテナンス方法!
・ハンガーにかけること
→面接が終わり、家に帰宅したら1日着用したスーツは必ずハンガーにかけて休ませてあげましょう。
重さで形が崩れることもありますのでポケットの中身を出しておきましょう。
また、すぐにクローゼットなどにしまわないで部屋の中で干しておけば汗や水分を発散させることも出来ますし、ブラッシングなどのお手入れもしやすくなります。
※ワイヤーハンガーではなく、厚みがあり、肩に沿ってカーブしているジャケット用のハンガーがお勧めです。
・簡単なシワ取り方法
→スーツのシワ取りは、基本的にはハンガーにかけ、軽く霧吹きをしておけば大丈夫です。
市販されているシワ取りスプレーなどを利用するのも良いでしょう。
ウールのスーツであれば、ハンディースチーマーや立てた状態でもスチーム掛けのできるアイロンを使って、ゆっくり動かしながら当てていきましょう。
蒸気には消臭効果もあります。
➃ワイシャツ・ブラウスの種類!
ワイシャツとブラウスには種類があります。
【ワイシャツ】
レギュラーカラー
→真面目な印象を与えます。
セミワイドカラー
→首回りが広く、スッキリした印象を与えます。
【ブラウス】
レギュラーカラー
→落ち着いた印象を与えます。
スキッパーカラー
→活発な印象を与えます。
どんな場面でも受け入れられやすいのは、男性・女性ともに衿の開き方が標準的で定番のレギュラーカラーです。
女性においては、スキッパーカラーも最近人気が出てきているようです!
後半は、ネクタイの結び方のポイントについて実践形式で学びました。
ネクタイの結び方は何通りもありますが、今回は最も簡単でオーソドックスな結び方を教えていただきました!
結び方の順番は下記の通り。
➀幅の太い方を細い方の上に重ねる。
➁重ねたまま太い方を細い方の下に回す。
➂再び幅の太い方を細い方の上に重ね、輪を作る。
➃太い方を➂で作った輪に下から上に通す。
➄結び目を上に引っ張る。
ネクタイを結ぶのが得意ではない方は、ワンタッチネクタイといったそのまま首に掛けられるものもあるので、そちらを購入するのも良いと思います。
最後に、面接におけるスーツの着こなし方は、おしゃれに着るのではなく、企業側がどう思うのか?を基準に着ることが大切です。
講座の後半には、スーツの着こなし方に関する質疑応答の時間を設け、参加された方から様々な質問があがりました。
外部講師の方に、1つ1つの質問にとても丁寧に答えていただき、今後に役立つ大変実りのある講座となりました。
参加した方から「良い講座だった!またやってほしい!」「今、就職活動しているので凄く助かった!」との声が上がりました。
支援員の私たちも良い影響を受けた素晴らしい講座でした!