冬の体調管理【教養講座】

12/1(火)の4コマ目に教養講座「冬の体調管理」を行いました!(^^)!

就労移行支援事業所リンクス松戸の教養講座

今年も残すところ一カ月となり、本格的に寒くなってきましたね!今回はこの冬を健康に乗り切るために、冬に体調を崩しやすい原因と対策についてお話ししました。

就労移行支援事業所リンクス松戸の教養講座
▼講座の目的
冬に体調を崩しやすい原因・対策を知る

▼講座の流れ
  1. 感染症の流行
  2. 免疫力の低下
  3. 寒暖差疲労
  4. 目標設定(個人ワーク)

<感染症の流行>
今年は毎日のように新型コロナウイルス関連の話題を目にしますが、空気が乾燥し、ウイルスが活発になるこの時期は、毎年風邪やインフルエンザも流行しています。症状だけで風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルスを見極めることは難しいとされていますが、感染経路はどれも飛沫感染・接触感染が主であるため、対策はほとんど同じです。

飛沫感染:感染者がくしゃみや咳と一緒にウイルスを放出し、近くにいる第3者がそのウイルスを吸い込んで感染
接触感染:感染者がウイルスの付いた手でドアノブやつり革など周囲の「モノ」に触り、その「モノ」を触った第3者がその手で食事をしたり、口・鼻などに触れて感染

こまめな手洗いと咳エチケットの徹底、3密(密閉空間・密集場所・密接場面)の回避を心掛けましょう!


<免疫力の低下>
冬はウイルスが活発になると同時に私たちの免疫力が低下する季節でもあります。本来であれば細菌やウイルスが体内に侵入して来ても、私たちの体にもともと備わっている免疫システムが働きます。しかし、免疫力が低下していると細菌やウイルスの侵入を防ぐことができず感染してしまいます。

・体温の低下
体温が1度下がると約30%も免疫力が低下すると言われています。冬は外気が冷たくどうしても体温が下がりがちです。その結果、血流が悪くなり、免疫システムの働きが低下してしまいます。

・空気の乾燥
通常、外気と常に触れあっている喉や鼻は空気中の細菌やウイルスが侵入してこないように、粘膜で覆われています。しかし、乾燥していると細菌やウイルスが付着しやすくなり、「喉が痛い」「鼻水が出る」等の症状を引き起こします。

・生活習慣の慣れ
これからの季節はイベントが多く、生活習慣が乱れやすくなります。いつもと違う不規則な生活により、ホルモンの分泌や酵素の働きが乱れ、免疫力が落ちやすくなります。

免疫力をアップする方法
・身体を温める
・こまめな水分補給
・規則正しい生活(食事・睡眠・運動)
・栄養をとる
・ストレスをためない  etc.


<寒暖差疲労>
「寒暖差疲労」とは?
気温の寒暖差が大きいことにより自律神経の機能が乱れ、身体に疲労が蓄積することです。

人間には体内の環境を一定に保とうとする恒常性という機能があり、自律神経によって維持されています。自律神経は日中や活動時に活発になる「交感神経」と夜間や安静時に活発になる「副交感神経」という異なる役割を持つ2種類の神経から出来ており、寒暖差が大きい場所に身を置くと交感神経と副交感神経を短時間で頻繁に切り替える必要があります。これは体にとって大きな負担となるため、疲労の蓄積に繋がってしまいます。

引き起こされる症状
身体だけでなく、心にも不調が現れます。
・肩こり、首こり、腰痛、頭痛
・めまい、不眠、全身倦怠感
・食欲不振、便秘、下痢
・冷え、むくみ
・イライラ、不安感、気分の起伏が激しくなる


寒暖差疲労対策

     
  1. 身体の局所を温める   
  2. 運動をする   
  3. 肩首の筋肉をストレッチする   
  4. 身体を温める食べ物を多く摂取する   
  5. 規則正しい生活   
  6. 入浴(汗をかく)   
  7. なるべく暖房や冷房器具に頼らない


<目標設定>
講座の最後に、参加した方それぞれにこの冬取り組む目標を立ててもらいました。「毎日お風呂に入って汗をかくようにする」「ついつい夜更かしをしてしまうので規則正しい生活を送る」など、講座の内容と今の生活を照らし合わせて目標を立てることができていました。


リンクスでは定期的に講座やグループワークを行っております。
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