【教養講座】セルフコンパッションを身につけよう

こんにちは。就労移行支援事業所リンクス新越谷です☆彡

今回は『【教養講座】セルフコンパッションを身につけよう』を開催しました。


今回の講座の目的はこちらです!

目的
 
    ストレスをコントロールし、自分自身とより良い関係を構築できるようにする
 
  
セルフコンパッションとは
セルフコンパッションは、「自分への思いやり」を表す言葉です。
普段「他者に優しくするように」と気を付けている人は、多いのではないでしょうか。
ですが、自分自身に優しくするということは少ないものです。

セルフコンパッション(self-compassion)とは、
傷ついた他者をいたわるように、自分に対して慈しみの気持ちを向けることを指します。

セルフコンパッションの3要素
自分に優しい言葉をかけるために、3つのポイントがあります。

①自分への優しさ
自分自身に対して優しく、理解を示す態度のこと。無条件で自分自身を受け入れること。

②共通の人間性
すべての人間が自分と同じような失敗をすることがあり、完璧ではないと理解していること。

③マインドフルネス
今現在の苦しみの経験を否定的に判断するのでなく、バランスを保って受け入れること。

これら3つは「物事をポジティブにとらえること」だと思われがちです。
ですが実際は「ありのままにとらえること」こそがセルフコンパッションの大切な考えです。
自分の価値を成功や失敗によって判断せず、優しく広い心で受け入れましょう。

セルフコンパッションの実践
3つのポイントをもとに、実際に優しい声掛けを行う練習をしてみましょう。

想定ケース
あなたは就職活動中。これまでに書類落ちも沢山経験し、ついに2次選考まで突破!選考が進んだのは幸運なことに本命の会社でした。ですが、喜ぶのもつかの間。次の選考は面接です。 初めての2次選考で、面接は全くの未経験。この状況、あなたならどう乗り越えますか?

▶自分自身に、ついこのような声掛けをしていませんか?
へまをしてはいけない。面接で想定される質問は全て暗記しよう。漏れがあるとそこから聞かれるかもしれない。ここで失敗したらこの先の就活もうまくいかない。しくじったら終わりだ…
 
3つのポイントをそれぞれ取り入れると、以下のようになります。

①自分への優しさ
(例)私はこの選考で落ちてしまうのを怖がっているんだ。
精一杯頑張れば内定出来る力があるのは、私自身がよく知っている。
私ならできる。信頼しているよ。

②共通の人間性
(例)怖くなっても、大丈夫。
なぜなら本命の会社だし、怖くなるのはみんな一緒だから。

③マインドフルネス
(例)最終的に就職出来たら問題ないため、ここでもし失敗したとしても構わない。
他に行きたい会社は見つかるだろうし、経験は成長に繋がるだろう。

▶セルフコンパッションを実践すると、このような声掛けが可能です。
私はこの選考で落ちてしまうのを怖がっているんだ。それでも、大丈夫。本命の会社だし、怖くなるのはみんな一緒だから。最終的に就職出来たら問題ないため、ここでもし失敗したとしても構わない。他に行きたい会社は見つかるだろうし、経験は成長に繋がるだろう。精一杯頑張れば内定出来る力があるのは、私自身がよく知っている。私ならできる。信頼しているよ。

まとめ
いかがでしたか?
利用者の方からは「ものの考え方を見つめ直すきっかけになった」と感想をいただきました。
新しい習慣を身につけるには時間がかかるので、中には違和感がある人もいるかと思います。
そんなときは、自分のペースで経験を積み重ねた方がいいと考えてみましょう。

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