就労移行支援の通所率が重要な理由|面接官の目線と就職後の現実

こんにちは。就労移行支援事業所リンクス川越西口です。

今回は、就職活動において意外と見落とされがちな「通所率」についてお伝えします。

通所率は、面接官が注目するポイントのひとつであり、就職後の安定にも深く関わる大切な指標です。
ぜひ最後までご覧ください。

就労移行支援事業所に通所する目的は、就職に向けたスキルアップや生活リズムの安定など人それぞれです。

しかし、就職活動を進めていくなかで見落とされがちな重要なポイントがあります。

それが通所率です。

通所率とは、設定された通所日数に対して実際に通所できた割合のことです。
一見、出席率のような単純な数字に見えますが、この数字には就職活動や就労後の生活に深く関わる大切な意味が込められています。

本記事では、面接官の目線から見た通所率の重要性と、就職後の生活に与える影響について詳しく解説します。


面接官は通所率をどう見ているのか

就労移行支援事業所を経由して就職活動をする場合、企業の面接官は履歴書や職務経歴書だけでなく、就労移行支援での通所状況にも注目しています。

面接官が通所率を確認する理由は明確です。

「この方は、実際に毎日職場に来ることができるのか」を見極めるためです。

企業にとって、採用した社員が安定して出勤できることは、業務を進めるうえで欠かせない条件です。
特に、障害のある方を採用する企業の担当者は、就労移行支援での通所実績を「実際の就労をシミュレーションした結果」として重視する傾向があります。

通所率面接官の印象
90%以上「安定して働けそう」と高評価
70〜89%「もう少し状況を確認したい」
70%未満「継続して出勤できるか不安」と判断されやすい

「就労移行支援にはしっかり通えていましたか?」という質問は、面接でよく聞かれる内容のひとつです。
通所率が高いほど、この方は継続して働けるという印象を与えることができます。


遅刻・早退も評価のポイント

通所率と合わせて面接官が気にするのが、遅刻や早退の頻度です。
「毎日通えている」という事実と同様に、「決まった時間に来られているか」も重要な評価軸となります。

状況職場での評価への影響
時間通りに来所・終了まで参加勤務態度が良好と判断される
時々遅刻・早退がある理由次第で理解されることも
慢性的な遅刻・早退がある信頼性に関わる問題として評価される

職場では、始業時間に遅れることは基本的に許されません。
もちろん体調不良など、やむを得ない事情での遅刻は一定の理解がありますが、慢性的な遅刻や早退は信頼に関わる問題です。

遅刻・早退が続く場合は、その原因を支援員と一緒に振り返り、改善策を考えることが大切です。


リンクスでの活動後の過ごし方も見られている

面接官が気にするのは、通所中の様子だけではありません。
リンクスでの活動が終わった後、どのように過ごしているか」も、就労に向けた準備ができているかを判断する材料になります。

チェック項目望ましい状態
就寝・起床時間毎日ほぼ同じ時間に整っている
夜更かし週に1〜2回程度以内に抑えられている
翌日の通所への影響活動後の生活が翌日に響いていない
余暇活動無理のない範囲でコントロールできている

通所後の生活が乱れていると、翌日の通所に影響が出やすくなり、結果として通所率や遅刻・早退につながることがあります。

就労移行支援での通所は、単に事業所に来るだけでなく、就職後の生活全体を想定した「生活リズムの訓練」でもあります。
活動後の時間も含めて、就労を見据えた生活習慣を整えていくことが求められています。


就職後に通所率が直結する理由

就労移行支援での通所日数や時間は、就職後の勤務時間と密接に関係しています。
たとえば、以下のようなケースを考えてみましょう。

就労移行支援での通所就職後の勤務ギャップ
週3日・1日4時間週5日・1日8時間活動量が約3倍に増加
週4日・1日5時間週5日・1日7時間比較的スムーズに移行しやすい
週5日・1日6時間週5日・1日8時間就職後も安定しやすい

急に活動量が増えると、疲労が蓄積しやすくなり、体調を崩してしまうリスクも高まります。
せっかく就職できたのに、早期離職につながってしまうケースも少なくありません

だからこそ、就職後の勤務スタイルを意識して通所日数・時間を段階的に増やしていくことが大切です。
「今の自分がどのくらい動けるか」を把握しながら、少しずつ体力・集中力・生活リズムを整えていくことが、安定した就労への近道となります。


会社では自由に休めない、だからこそ今から慣れる

就労移行支援事業所では、体調が悪い日や気持ちが乗らない日に、比較的柔軟に休むことができます。
しかし、就職後の職場環境はそれとは大きく異なります

項目就労移行支援職場
欠席連絡すれば比較的柔軟に対応可能頻繁な欠勤は就業規則上の問題になることも
遅刻・早退体調に合わせて調整しやすい原則として許可が必要
休み方自分のペースに合わせやすいチームへの影響を考慮する必要がある

「今日はしんどいから休もう」という選択が、職場では簡単にできないのが現実です。

だからこそ、就労移行支援の段階から「簡単に休まない」という意識を育てることが重要です。

もちろん、無理をして体調を崩すことは避けるべきですが、少し気持ちが落ちている日でも通所を続ける経験を積むことで、就職後の踏ん張り力が育まれます。

就労移行支援での通所は、就職後の職場環境に慣れるための大切な練習期間でもあるのです。


まとめ

通所率は、就職活動においても就労後の安定においても、非常に重要な要素です。

面接官は通所状況を通じて「継続して働けるか」を見極めており、遅刻・早退・活動後の生活習慣まで含めて総合的に評価しています。
また、就労移行支援での通所日数・時間は、就職後の勤務スタイルに直結するため、段階的に通所を積み重ねていくことが安定就労への近道となります。

✅ 通所率を上げるための3つのポイント

  • ① 生活リズムを整える:毎日同じ時間に起床・就寝する
  • ② 小さな目標を立てる:「今週は4日通所する」など達成しやすい目標から始める
  • ③ 困ったら相談する:通所が難しい時は一人で抱え込まず支援員に相談する

「休みやすい環境」に甘えず、就職後の職場環境を意識しながら通所に取り組むことが、将来の自分を守ることにつながります。

リンクス川越西口では、皆さんの通所をしっかりサポートしていますので、困ったことがあればいつでも支援員にご相談ください。

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