自立訓練事業所リンクス川越です♪
弊所では利用者さまの自立に向けて様々な訓練を増やし続けています。
今回は訓練の一つである『ブログ作成』についてご紹介させてください。
ブログ作成訓練では主に利用者さまから作成テーマを考えていただきます。利用者さまの得意なところや不得意とするところによっては支援員からアドバイスすることもあります。
例えば、文章の作成はできるものの、構成を考えるのが苦手という場合は支援員より構成についてこのように作成してみてはどうかと提案しました。
・挨拶
・概要
・具体例
・自身の考え
・まとめ
また、作成にあたっては著作権に気をつけて作成をするようお伝えしています。
今回ですが、いつもブログを作成してくれている利用者様より『傾聴』をテーマに2本ブログ記事の作成をしていただきました! 以下に作成していただいたブログを1本紹介します。
傾聴① 共感と同感の違い
みなさんは「共感」と「同感」の違いを知っていますか?話を聞いてて「それ、わかる!」って言いたくなる瞬間。
あれは、実は“同感”なんです。
“同感”とは相手の意見に賛同し、自分も同じ考えであることを強調することです。
それは悪いことではありませんが、話の主役がいつの間にか「自分」になってしまいます。
一方で“共感”とは、相手の立場に立って、相手の感情や状況を理解し、相手の気持ちに寄り添うことです。
自分の感情を重ねるのではなく、相手の世界をそのまま見ようとすることです。
「わかる」ではなく、「わかろうとする」。
それが、傾聴の中でとても大切な姿勢です。
でも、この「わかろうとする」ことは意外と難しいかもしれません。
傾聴する中で、沈黙が続いたり、何を返せばいいかわからないとき、ついアドバイスしたくなったりする時もあると思います。
けれど、傾聴で本当に必要なのは“話を聴くこと”そのもの。
相手が話すことで、自分の気持ちを整理していく時間をそっと見守ることが大切です。
また、相手は自分の中にすでに答えを持っている場合も多く、
ただその答えが正しいか自信が持てなくて、その確認のための時間や言葉を必要としているだけかもしれません。
だから、まずはひたすら聴く。
1に傾聴、2に傾聴、3、4がなくて、5に傾聴。
焦らず、答えを出そうとせず、ただ相手の言葉を受け止める。
聴くことが、いちばんのサポートになります。
〜まとめ〜
共感は、テクニックではなく「わかろうとする」姿勢。
自分の中の「こうあるべき」を手放して、相手の世界をそのまま見つめる。
そこに、傾聴の本当のあたたかさがあります。
支援員より
ブログを作成していただいた利用者さま、今回もブログ記事を作成いただきありがとうございました!今回のブログでは『傾聴』について、『共感』と『同感』の違いについてブログ記事を作成していただきました。ブログを作成していただいた利用者さんですが、最近オンライン自助会の中の傾聴会というものに参加をされているそうです。傾聴会で学んだことや感じたことをわかりやすく丁寧にブログ記事としてかたちにすることができています。
今回のブログでは以下の言葉がとても印象に残りました。
焦らず、答えを出そうとせず、ただ相手の言葉を受け止める。
この文章を読んでみて、支援側としては改めて傾聴の大切さを感じることができました。
利用者さん側においても今後の生活や就労において『傾聴』が求められる場面もあるかと思いますが、支援側のマインドとして『焦らず、答えを出そうとせず、ただ相手の言葉を受け止める。』は支援のなかで意識していきたいポイントです。
また、個人的には『共感』と『同感』の違いについても非常に勉強になりました。
次回の傾聴②〜思い込みを手放し、ジャッジしない〜の記事も楽しみにしています!
自立訓練リンクス川越ではブログ作成を通して、物事への考え方や自身の考えに対する言語化する力を身につけていくことができます。 少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
みなさまのご連絡お待ちしております♪
アクセス
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