ビジネス用語【ビジネス講座】

木曜日の4コマ目に講座【ビジネス用語】を行いました。

社会人になるとさまざまなシーンでビジネス用語やカタカナ語を耳にする機会が増えると思います。なかには「どういう意味だろう」と、とまどってしまうようなカタカナ語もあるのではないでしょうか。

そこで今回の講座では、例文や問題を通してビジネス用語やカタカナ語に触れてもらいました。

ビジネス用語

ビジネス用語

「ビジネス用語」とは、文字通り「ビジネス(仕事・業務)」で使用する言葉を意味します。

  • 「とりあえず」⇒「まずは」「取り急ぎ」

  • 「一応」⇒「念のため」

  • 「多分」⇒「おそらく」「おおよそ」

  • 「できるだけ」⇒「可能な限り」

  • 「了解です」⇒「承知しました」

<例文>
✖️「誤りがないか一応確認いたします。」
◯「誤りがないか念のため確認いたします。」

「一応」は非常に曖昧な表現であり、「一応完成したので」「一応準備はしたのですが」などと発言すると、相手に「いい加減」な印象を与えかねません。

また「とりあえず検討してみます」や「とりあえず、先方に見積もりを送ります。」 という表現は案件について軽くみられている、または優先順位が低いような印象を与えてしまいます。そのため、特に上司や取引先など目上の人に対して使用するのは不適切とされています。

カタカナ語

近年では情報量の増大と流通の加速から、そのままカタカナ表記するカタカナ語が盛んに使われるようになりました。特にIT(情報技術)分野や、グローバル化(国際化)が当たり前のビジネス分野では、カタカナ語を知っておく必要がありそうです。

▼エビデンス
ビジネス用語としてのエビデンスとは、証拠という意味です。

<例文> 仕様変更を受け付けるときにはエビデンスを残すようにしてください。

▼フェーズ
フェーズは「段階」や「局面」を意味する英語phaseから来ています。

<例文> この工程が完了したので、第2フェーズに移りたいと思います。

▼ペンディング
ビジネス用語では、保留、先送りすることを意味しています。

<例文> この件はペンディングにして会社に持ち帰ります。

ABC略語

「英語の頭文字だけを取り出して略されたビジネス用語」は、英単語を知っているだけで理解することは難しいです。以下にいくつか例を紹介します。

  • MTG → 「Meeting(ミーティング)」の略
    ミーティング。会議。

  • CB → 「Call Back(コールバック)」の略
    電話を受けた側がいったん回線を切り、あらためて電話をかけ直すこと。

  • NR → 「No Return(ノーリターン)」の略
    出先からそのまま帰宅すること。直帰。

就労移行支援事業所リンクス柏のビジネス用語

講座に参加した皆さんから「参加して良かった。」「今取り組んでいる検定の勉強に役に立ちました。」などの感想がありました。

ビジネスには特有の言い回しや言葉が多数存在します。わからない言葉を聞いたときはそのままにせず、すぐに調べて解決するようにしましょう。

リンクスでは定期的に講座、グループワークを行っております。興味のある方は体験で講座やグループワークへの参加もできますので、お気軽にご連絡ください。

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