夏の養生法【教養講座】

就労移行支援リンクス柏にて教養講座【夏の養生法】を行いました。今回の講座では身体の状態を整え、健康を増進するために必要なことを、世界三大伝統医学の中国医学(中医学)「アーユルヴェーダ(インド古典医学)」を中心に資料を使い説明しました。

夏の養生法講座
<養生とは?>

「養生(ようじょう)とは、生を養う、すなわち人間の身体の状態を整えること、健康を増進すること、病気の自然治癒をうながすことなどを指す。」


養生法について説明した後、身体の状態を整えるため、日頃どのようなことに気を付けているのか発表してもらいました。

  • 発酵食品をとる(納豆やヨーグルトなど)
  • 歩く(早朝)
  • 野球のバットを振る(夕方)
  • 冷房の温度を下げすぎない
  • 半身浴(毎日)
<夏の養生ポイント>

  1. 果物、野菜(特にウリ科の野菜)など水分が多い物を摂取する。
  2. 冷房は弱めに設定し、会社や電車の場合は長袖の服で調整する。
  3. 食事は味を薄くし、腹八分目にすること(揚げ物は控えめに)。
  4. 冷たい物、辛い物など刺激的な食材を控えめにする。
  5. ゆったりとした太極拳・ヨガなど穏やかで、リラックス効果のある運動をする。(激しい運動は控えめに)

※寝る1時間くらい前に水分を取ることもポイントです。

<夏におすすめの食材>

野菜:ゴーヤ、レンコン、きゅうり、冬瓜、茄子、トマト、グリンピース、インゲン、枝豆、緑豆もやし、白きくらげ、マッシュルーム、海藻、のり、昆布、人参、大根、アロエ、チンゲンサイ、ホウレンソウ、小松菜、キャベツ、白菜、山芋、長芋、サツマイモ、かぼちゃ、ジャガイモ、里芋など

肉類:豚肉、鴨肉

魚類:ホタテ、アサリ、イカ、クラゲ、鮭、鯛、太刀魚など

果物:サクランボ、スイカ・メロンなどのウリ類

夏におすすめの食材をお伝えし、どんな料理が出来るのか考えてもらったところ、「ナスとネギとしょうがを醤油やめんつゆで炒める」「きゅうり、トマト、豚肉を卵でとじる」など胃腸トラブルに負けない夏にふさわしい料理が発表されました!

就労移行支援事業所リンクス柏の教養講座

最後に「椅子ヨガ」に取り組みました。長い時間パソコンに向かっていると肩が内巻きになり肩こりを引き起こすだけでなく、肺や心臓、胃腸など内臓に負担がかかります。そのため足首や太腿を伸ばす動きや、肩甲骨周りをほぐす動きを取り入れて行いました。

今回の講座に参加したみなさんからは「印度や中医学の健康法については初めて聞いたため、勉強になりました」や「体が固くて椅子ヨガが大変でした」などの感想を聞くことができました。

リンクスでは定期的に講座、グループワークを行っております。興味のある方は体験で講座やグループワークへの参加もできますので、お気軽にご連絡ください。

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