文章読解(音読のすすめ)【教養講座】

就労移行支援リンクス柏で教養講座「文章読解(音読のすすめ)」を行いました。

本と虫眼鏡

日常生活や、仕事上で文章を読むことは必要不可欠です。
しかし、文章の意味や意図を読み取ることに苦手意識を持っている方も多いと思います。
今回の講座では、文章読解の方法論をお伝えしました。

文章の読解方法

①指差し法
文章を読む際に、視線が読んでいる箇所以外に飛んでしまうことがあります。
人間の目は、動くものを視線で追いかけるという特性を持っています。 これは無意識下で発生するため、注意しても解決は難しいのです。
解決策の一つとして、指でなぞりながら読む方法が有効です。
②返り読み
「返り読み」とは、一度読んだ文章を改めて読み直すことです。
一度では理解できない文章も、繰り返し読むことで自身の中で消化できます。
文章を繰り返し読み、理解度を深めましょう。
③音読
音読とは、文章を声に出して読むことです。
学生時代には国語の授業で取り組んでいた方も多いのではないでしょうか。
音読をすると、脳の前頭前野が活性化されます。 これにより、セロトニンが増加し、記憶力や判断力を高める効果があると言われています。

音読チャレンジ

今回は「③音読」をメインに文章読解に挑戦しています。
音読には記憶力、判断力の向上以外にも望ましい効果があります。それはリラックス効果やモチベーションアップです。
そのため、参加者の方には実際にお題文章の音読に挑戦して貰いました。

音読の結果、参加者からは「音読は思ったより難しい」「家でも取り組みたい」「セロトニンを出したい」と言った声があがりました。
「呂律が回るようになってきた」といった意見もあり、効果を実感できた参加者の姿もありました。
難しい文章を読み解く際は、ぜひ選択肢の一つに「音読」を取り入れましょう。
なお、前提として周りに誰もいないかの確認が必要とはなります。

読書とひらめき

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