アサーション【教養講座】

こんにちは。就労移行支援事業所リンクス川越東口です。
今回は『アサーション【ビジネス講座】』を開催しました。


今回の講座の一番の目的は、良い人間関係を築くためのスキルを高めることです。

 まずアサーションとは?

相手を尊重しつつ自分の意見を伝えるコミュニケーション方法のことです。 

自分と相手双方を大切にするという「円滑なコミュニケーションスキル」に焦点を当て、アサーション(自己主張)を行うことで、相手に伝えにくいことを適切に伝えたり、対等なコミュニケーションを取ることができるようになる目的があります。


 自己主張について

自身の性格を分類すると3つのタイプに分けることが出来ます。

・1つ目はアグレッシブ(攻撃タイプ)
大声を張り上げたりと主張が強く、自分の意見をハッキリと言える。

・2つ目はノン・アサーティブ(非主張タイプ)
自己主張が控えめだが、優しくで穏やかな性格で、周囲との調和を大事にすることができる。

・3つ目はアサーティブ (攻撃タイプと非主張タイプの黄金比)
その場にふさわしい表現を選び、自分の気持ちを率直に伝えつつ、相手の気持ちや考えを尊重することができる。
皆さんはどのタイプに当てはまりましたか?

 DESC法について

DESC法とは相手の感情や勢いに流されることなく、自分の主張や感情を相手に上手く伝える技術のことで4つの段階に分け伝えることで言いたいことの整理をすることができ、相手に伝わりやすくなるというものです。

①Describe(描写する)
→まずは、状況や相手の行動を客観的に描写していきます。何が問題になっていて、どのような状況なのかを主観を交えずに描写してください。
        
②Express(表現する)
→次に、ステップ1で描写した事柄に対し、自分がどう感じているのかを表現します。ここは主観で表現して構わないので、思ったことを素直に言葉にしてみましょう。

③Suggest(提案する)
→ステップ3は「提案」です。相手にどのように行動してほしいのか、具体的な解決案を提案します。
あくまでも「提案」であるので、「命令」にならないように注意してください。強い言葉で命令すると、それだけでコミュニケーションがうまくいかなくなります。

④Choose(選択する)
→最後は、提案したことを相手が「受け入れた場合」と「受け入れなかった場合」に自分が取るべき行動を選択します。
提案を受け入れてくれるとは限らないので、受け入れてくれなかった場合も必ず想定しておきましょう。


 まとめ

■ 思いを素直に表現すること
■ 相手に対して誠実で謙虚であること
■ 自分と相手が対等であること
■ 自己責任の上に表現をおこなうこと

長くなりましたが、主にこの4つを押さえていくことが重要になってきます。
相手を尊重する気持ちを忘れずに、コミュニケーションをとっていきましょう♪

今後も定期的な講座やグループワークを実施します。
見学体験の方の参加も大歓迎です!是非お気軽にお問い合わせください♪

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