【教養講座】感覚過敏への対処法|自分に合った工夫と周囲への配慮を考える

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越東口です。

本日は2026年8月13日(木)に開催いたしました、『教養講座:感覚過敏への対処法』をご紹介します。


感覚過敏への対処法を学びました

リンクス川越東口では、感覚過敏や感覚鈍麻について理解を深め、自分自身でできる対処法や、周囲への配慮について考える教養講座を実施しました。

「周りの人は気にしていないのに、自分は音や光、ニオイなどが気になってしまう」「人混みや職場の環境にいると、いつもより疲れてしまう」「服のタグや素材が気になって仕事に集中できない」など、感覚に関する悩みは人によってさまざまです。

今回の講座では、自分自身の感覚の特徴を知り、自分に合った対処方法を考えることをテーマに、具体的な事例を交えながら学びました。

1. 感覚過敏とは?
私たちは普段、目・耳・鼻・皮膚などを通して、周囲からさまざまな刺激を受け取っています。しかし、同じ刺激でも、その感じ方には人によって違いがあります。

例えば、周囲の話し声や機械音が大きく感じる、蛍光灯や太陽の光がまぶしく感じる、香水や食べ物などのニオイが気になる、衣類のタグや特定の素材が肌に触れることが苦手、人に触れられることが負担になるなど、さまざまな困りごとがあります。

また、刺激を強く感じる「感覚過敏」だけではなく、反対に刺激を感じにくい「感覚鈍麻」があることについても学びました。

「自分が気にならないから、他の人も気にならない」とは限らないということを知ることは、自分自身の理解だけでなく、周囲の人への理解にもつながります。

2. ワークで「自分の感覚」について考えました
講座の中では、感覚過敏について考えるワークも行いました。

まずは、「自分はどのような刺激を負担に感じることがあるのか」について振り返りました。

「この音が苦手」「この光がまぶしい」「このニオイが気になる」「このような場面では疲れやすい」など、これまでの経験を思い出しながら、自分自身の感覚について考えていただきました。

その後、「自分以外の人は、どのような刺激を負担に感じることがあるだろう?」という視点でも考えていただきました。

自分自身の感覚を知るだけでなく、他の人にもそれぞれ異なる感じ方があることを考えることで、相手の立場に立って環境を考えるきっかけにもなりました。

3. 聴覚過敏・視覚過敏など、具体的な対処法を紹介
講座では、感覚ごとの特徴と対処方法についても確認しました。

聴覚過敏では、タイピング音やマウスのクリック音、話し声、電話の着信音など、周囲の人には気にならない音が大きな負担になる場合があります。

対処方法として、気になる音源から離れる、耳栓やイヤーマフを使用する、周囲に苦手な音について相談する、静かな席にしてもらう、必要に応じてクールダウンできる場所を確保するなどの方法を紹介しました。

また、疲労や不安がたまると過敏な状態になりやすいため、早めに休憩する、生活リズムを整える、自分なりのリラックス方法を見つけることも大切です。

視覚過敏では、LEDライトや蛍光灯、パソコン画面、晴れた日の強い光、色や文字が多い場所、人混みの中で動く人や物などが負担になる場合があります。

帽子やサングラスを使用したり、パソコンやスマートフォンの明るさを調整したり、刺激の多い場所を避けたりするなど、自分に合った方法を探すことが重要です。

4. 感覚鈍麻についても学びました
今回の講座では「感覚過敏」だけではなく、感覚鈍麻についても取り上げました。

感覚鈍麻とは、五感で感じる特定の刺激への反応が低く、気温の変化や痛みなどを感じにくい場合があります。

例えば、暑さを感じにくい場合には、「暑く感じたら服装を変える」という感覚だけに頼るのではなく、「気温が○○℃になったら、この服装にする」など、あらかじめ具体的な基準を決めておくという対処方法があります。

自分が「感じやすい」のか「感じにくい」のかを知ることも、自分に合った対処方法を考えるうえで重要です。

これらのスキルは、日々の生活だけでなく、就職後の職場環境を整えるうえでも役立つ大切な力です。自分の感覚の特徴を理解し、具体的な対処方法を考えておくことが、安定した就労につながります。


利用者さんの反応

今回の講座では、普段はあまり意識していなかった「自分の感覚」について振り返ることで、新たな気づきを得た利用者さんもいました。

特に印象的だったのは、他の利用者さんの意見を聞く中で、「自分とは感じ方が違う」と自然に受け止めていたことです。

感覚の特徴を知ることは、自分自身の負担を減らすだけでなく、周囲の人との違いを理解し、相手に配慮することにもつながります。

就職に向けては、苦手なことを把握するだけでなく、「どうすれば働きやすくなるのか」まで考えておくことが大切です。

☆おすすめポイント☆①

感覚過敏だけではなく、感覚鈍麻についても学ぶことで、自分自身の「感じやすさ・感じにくさ」を整理し、自分に合った対処方法を考えるきっかけになります。

オススメポイント💡②
職場での配慮の伝え方を考える
就職後、職場の環境によっては、すべての刺激を自分だけで避けることが難しい場合があります。そのため、「音が苦手です」と伝えるだけではなく、「周囲の音が多いと集中しづらいため、可能であれば少し静かな席で作業させていただけると助かります」というように、「何が苦手なのか」+「どのような配慮があると仕事をしやすいのか」を具体的に伝えることが大切です。

自分に合った対処法を見つける
耳栓やイヤーマフ、帽子やサングラス、休憩場所の確保など、対処方法は一つではありません。自分の感覚の特徴を知り、無理なく続けられる方法を探していくことが重要です。

※感覚の感じ方や困りごとには個人差があります。対処方法については、自分の状況に合わせて無理のない範囲で検討しましょう。


まとめ

就労移行支援を通じて、感覚過敏や感覚鈍麻について理解し、自分自身の特徴に合った対処方法や、職場での配慮の伝え方を考えることができます。

今回の講座では、自分自身の感覚について振り返るだけでなく、他の人にもそれぞれ異なる感じ方があることを学びました。自分と相手の違いを知ることは、職場でのコミュニケーションや働きやすい環境づくりにもつながります。

ぜひ、リンクス川越東口のプログラムを活用して、自分自身の特徴を理解し、就職後の安定した働き方につながるスキルを身につけてみてください。

少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
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