SST 雑談の仕方、自己開示について【グループワーク】

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越西口です。

気温が急に冷え込んだり、と思ったら翌日は夏日になったりと気温の寒暖差に振り回されてしまいますね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか
体調管理がとても難しい季節なので、無理だけはしないようにしてくださいね😊

今回は、10月10日(木)にグループワーク『SST 雑談の仕方、自己開示について』を行いましたのでご紹介させていただきます。

SSTとは?
SSTとはSocial Skill Training(ソーシャルスキルトレーニング)を略したもので、社会の中で人とかかわりながら生きていくために欠かせないスキルを、効果的に身につけるための訓練の事です。 具体的には、コミュニケーションの取り方、他者との関係の築き方、感情の適切な表現方法、ストレスや困難な状況に対処する方法などを学びます。

SSTを行うことで次のようなメリットがあります。

①伝えたいことや気持ちが伝わりやすくなる

②周りと良い時間を共有できる

③自分らしく行動しやすくなる

④自ら問題点を考えて、解決スキルが身につく

⑤自己理解につながる

⑥スムーズに業務/人間関係を進めることができる

雑談の仕方
雑談における適度な自己開示とは、相手との距離感を保ちながら、自分に関する情報を少しずつ提供することです。相手が共感しやすい内容や軽いエピソードを使うと、自然に会話が続きます。

例えば、趣味や休日の過ごし方について話すのは良い自己開示の例です。「最近観た映画」や「週末に訪れたカフェ」などの話題は相手も話しやすく、親近感を生みやすいです。

また、旅行や好きな食べ物について話すと、ポジティブで楽しい話題として盛り上がりやすいでしょう。軽い仕事のエピソードや日常生活の些細な出来事も、親しみやすさを感じさせます。

一方で、雑談で避けたほうが良い話題もあります。
プライベートな問題や深刻な悩み、病気などネガティブな内容は、相手を困惑させることがあるため避けたほうが無難です。

また、政治や宗教といったデリケートなテーマも、相手の価値観を知らないうちに話すと、意見が対立する可能性があるので控えましょう。さらに、他人の悪口や批判は雑談の場にふさわしくなく、相手にネガティブな印象を与える恐れがあります。

雑談では、相手がリラックスして話せるように、軽くて楽しい話題を選び、共感を生みやすい適度な自己開示を心がけることが大切です。無理に深い話をする必要はなく、自然な流れに任せて、心地よい会話を楽しみましょう。
まとめ
職場や組織内、日常生活において雑談は必要不可欠であり、非常に重要なコミュニケーションの一つです。それが業務であれば、雑談を通して改善案やアイディアに結びつくこともあります。良好な人間関係を築くこともできます。

一方で、自己開示の高い話題には相手に無理をさせたり、自分が傷つくことにつながる恐れもあります。

適切な自己開示でコミュニケーションを活性化させ、『雑談力』を上げていきましょう!


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