第20回利用者会議【利用者会議】
水曜日の4コマ目は利用者会議の日!!
4月から開始したこの利用者会議もついに20回目を迎えました!
本日も、「福祉フェスティバルに出店する品物について」話し合いを行いました。
これまでの会議において何度も話し合いを重ね、
リンクス松戸からの出展品は「石鹸」と「バスボム」という事に決定し、試作品作成に移りましたが、
前回会議の試作品作成の段階において、「今回は福祉フェスティバルでの出展であり、品物が子供の手に渡る可能性もある事などから、原材料等の品質にもう少し拘る必要があるのでは」という意見が再度上がり、予算等も踏まえたうえで再度原材料や作り方について情報収集を行う事となりました。
そのような前回の流れを踏まえ、今回は各々が調べた情報を開示し、
再度向かうべき方向性の確認や具体的な進め方についての話し合いを行いました。
話し合いが進んでいく中で様々な意見が上がり、意見を一つの方向にまとめる事が難しくなっていたため、
再度参加者全員で「利用者会議を行う目的」「福祉フェスティバルに参加する意味」について確認し、再共有を行いました。
この利用者会議は、「コミュニケーション能力の向上」を主な目的として取り組んでいます。
会議という場を通して、自分とは異なる他者の意見を受け入れることが出来る様になる事を目標としてスタートしました。
また、「松戸福祉フェスティバルに参加する意味」に関しては、
このフェスティバルへの出展を通して「チームで一つの成果物を作る難しさを知ること」であったという事を思い返しました。
会議に参加するに当たって、各々が「こんな風に進めていきたい」という想いがあるのはもちろん良い事ですが、
今回のようなチームの作業では自分の想いだけが強いとうまくいきません。
ここで今一度、今回の最大の目的は「みんなで同じ方向を向いて一つの目標に向かう事である」という事を再確認出来たことは、
今後の会議運営を円滑に進めるためにもとても良い機会になったのではないかと思います(`・ω・´)!
状況は変化していく事が多いため、最初の目的というのはどうしても忘れ去られがちですが、
時々このように振り返って目的や意味を考え直すという作業は意味のある事なのではないかでしょうか◎
性格も考え方も異なる人たちが一つの目標に向かう場合、多少の意見の衝突は避けられない部分ではありますが、
そのような場合にも「自分と異なる他者の考え方を受け入れられるような自分」を作る事も大切ですね!