自己肯定感について②【教養講座】

こんにちは、リンクス新越谷です!
6/21(火)に教養講座「自己肯定感2」行いました。
今回の講座では、自己肯定感を育むために必要な自動思考についてお伝えしました♪
考える黒人女性

人間の考え方には、認知の深いスキーマと認知の浅い自動思考があります。

スキーマとは?

その人が生まれてから成長する中で培ってきた、人生観人間観価値観で「こころの癖」の様なものを指します。

自動思考とは?

場面や状況において、スキーマに基づいた認知を介して、瞬時にわき起こる思考やイメージのことです。
人間は出来事に対し瞬時に自動思考で物事を考えます。また無意識にスキーマに基づき、自動思考を生み出しているのです。

自動思考の種類

代表的な自動思考をご紹介します。

白黒思考
→物事を0か100で考えてしまう

過剰な一般化
→1つのネガティブな考えで物事の多くを同じ結果になると考えてしまう

ポジティブ要素の否定
→いい出来事を悪い方向に、悪い出来事をさらに悪い出来事に考えてしまう

結論の飛躍
→相手に聞かず勝手に推測し最悪のケースを想定しまったり、誰にもわからない将来を決めつけてしまう

心のフィルター
→良いことをシャットアウトし、悪いことばかりを見てしまう

感情に基づいた判断
→自分の感情を根拠に物事を決めてしまう。

過剰な拡大解釈、過小解釈
→少し良くないことが起きると最悪の事態まで結びつけてしまったり、大げさに物事を捉えてしまう

ラベリング、レッテル貼り
→一度起きたことや一部の性質によって、自分や他人にネガティブなレッテルを張ってしまう

個人化と非難
→自分に関係ないことでも自分に結びつけてしまう

「すべき」化
→「やるべき」「やらなきゃいけない」と自分にルールを決めてしまう

皆さんはネガティブな思考に陥ってしまう時、どのような自動思考が起こりやすいでしょうか?


ワーク:状況と体験の整理

ペンとノート

講座では、自分の自動思考を把握するためのワークを行い、以下の内容を書き出しました。

①状況:ネガティブに感じた出来事について

②気分:その時に感じた気分(%で度合いについても記入)

③自動思考:瞬時に思いついた考え

④根拠:自動思考を裏づける根拠

⑤反証:自動思考と矛盾する事実

⑥適応的思考:根拠と反証をみながら再度自動思考について再検討

⑦今の気分:今の気分について再確認

ネガティブな出来事を書き出して整理することで、自分の考えが偏っていないか確認することが出来ます。
皆さんも是非試してみて下さいね♪

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