レジリエンス講座⑤【教養講座】

こんにちは、リンクス新越谷です!

8/26(金)にレジリエンスについて講座を行いました!
複数の人がミーティングをしている
【レジリエンス】とは

レジリエンス(英:Resilience)とは、心の回復力のことです。

ゴムボールを想像してみてください。
指で押すとボールはへこみますが、指を離すと徐々に元の形に戻っていきますよね。

ボールと同様に、辛い出来事や悲しい出来事で落ち込むことがあっても、心には徐々に元の状態に戻ろうとする力を備えています。 このような働きをレジリエンスと呼びます。

このレジリエンスは、皆さんにも備わっている力であり、鍛えることで成長させることができるのです。
また、レジリエンスを弱めやすい思考を学ぶことでもレジリエンスは鍛えることができます!
今回の講座では、そんなレジリエンスを弱めやすい思考についてご紹介しました♪

レジリエンスを弱めやすい7つの思考

レジリエンスを弱めやすい思考は7つです!
・否定的側面の拡大(肯定的側面の否定)
→物事の悪い点ばかりに目が行くこと

・二分化思考
→いわゆる「白黒思考」と呼ばれるもの。0:100思考とも。

・「当然」「べき」「ねばならない」思考
→「○○だから●●になるはず」「●●でなければならない」など

・過剰な一般化
→一度きりの経験などを永久的なものであると考えること

・結論の飛躍
→出来事から極端な結論を見出してしまうこと

・劣等比較
→自分より劣っている人、優れている人と比べること

・他者評価の全面的受け入れ
→他人の評価をすべて受け入れ自己評価とすること
これらの考えは誰にでも存在するものです。
この考えをもつことが悪いのではなく、自分はどの考えを持っているのか認識することが大切だと考えましょう!

また、レジリエンスを弱めやすい思考は、当てはまる数が少なければ良いという訳ではありません。
どれか1つのみ該当する場合でも、極端にその思考が強いと注意する必要があります。
「当てはまる!」と感じたら、その思考を丁寧に見てみましょう♪

引用元:内田和俊「レジリエンス入門 折れない心のつくり方」,ちくまプリマー新書,2016

自分に当てはまる思考を書き出そう

紙にボールペンで何かを書いている
皆さんはレジリエンスを弱めやすい思考で当てはまるものがあったでしょうか?

今回の講座では、当てはまる思考の具体的なエピソードについて書き出してみました!

参加者の皆さんからは以下のようなエピソードが挙がりました♪
・劣等比較で、自分が相手より勝っていると感じると偉そうにしてしまう

・劣等比較で、優れている人と比較してしまうと、他人からの評価を気にして落ち込んでしまいます

・劣等比較で、自分の良い部分に注目して、人は人だと割り切ろうとするが、難しくてできなかった

・二分化思考で、一番でないと駄目に決まっていると感じてしまう
今回多く集まった意見は「劣等比較」でした。
劣等比較には、自分より劣っている人との比較と自分より優れている人との比較の2つがあります。
どちらの比較が悪いということではなく、どちらの比較も自分を落ち込ませやすいということだけ認識しましょう!

このブログを御覧になっている方にも「自分と他人を比較してしまうことがよくある」といった方がいらっしゃるのではないしょうか?
その「よくある」の時間や場所、気持ちを少しずつ認識、整理していくことが大切です♪

参加者の感想

参加者の皆さんからは、以下のような感想が挙がりました!
・劣等比較を変えていきたいと思った

・「べき」思考をベースにしていることに気づいた

・レジリエンスを弱めやすい思考が多いと感じた

・自分の考え方の癖が分かって良かったです

この他にもたくさんの意見をいただきました♪

レジリエンス講座では、今後も皆さんから頂いた意見を反映して実施してまいります!!

リンクス新越谷では、レジリエンスの講座を毎月第2・4金曜日に行っております。
ご見学やご体験の方の参加も大歓迎です!お気軽にお問い合わせください♪

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