昔話法廷【グループワーク】

皆さん、こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス新越谷です。

色とりどりのあじさいに梅雨の始まりを感じますね。
湿度や気圧の変化も大きいため、体調管理に注意しながら過ごしていきましょう。

さて今回は、グループワーク「昔話法廷」を行いました!

昔話法廷とは?
目的
先入観を持たずに他人の話を傾聴し、自分の意見を相手に伝える。

「もし、昔話の主人公たちが訴えられたら…?」との設定で、昔話の登場人物が法廷で裁かれる様子を
裁判員の視点から描いた法廷ドラマです。過去にNHKで放送されていました!
今回は第1話「3匹のこぶた」を視聴した後、皆さんに議論していただきました。

 

グループワークの様子
題材:三匹のこぶた
『こぶたのトン三郎は、煙突から侵入してきたオオカミを、お湯が煮えたぎる大鍋の中にフタをして閉じ込め殺害しました。 突然襲ってきたオオカミから自分の命を守るためにやむを得ず殺したのなら、トン三郎は無罪です。 しかし、準備を重ねた上、計画的におびき寄せて殺害したのなら有罪になります。』

利用者の方に有罪、無罪を話し合っていただきました!

【無罪】を主張する方の意見
  • 計画的殺害の物的証拠が一つもない。
  • オオカミは実際にトン一郎、トン二郎の家を襲っているためオオカミ側に殺意があったことは確か。だから正当防衛になると思う。

【有罪】を主張する方の意見
  • 大鍋を3日前に購入したのは計画的殺害の証拠になると思う。
  • 何も料理していないのに鍋が煮えていたこと、煙突が油でギトギトであったことは不自然。とっさの犯行ではなさそう。

自分と反対の意見を聞き、「やっぱり有罪かもしれない」「無罪に変えます」と盛り上がりを見せていました!

まとめ
いかがでしたか?

利用者からは「周りの意見を聞けば聞くほど有罪か無罪かわからなくなった」「人によって視点や感じ方が異なっていて面白かった」と感想をいただきました。

人間には様々な考えや視点があり、どれが正解でどれが不正解という決まりはありません。
今回のグループワークで行った、違う立場の人の話を先入観を持たずに聞き、それに対し自分の意見を発信すること。これは仕事でも求められるスキルになりますので、ぜひ実践でも活かしてください!

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