就労移行支援事業所リンクス川越東口です。
本日は9月11日(木)に開催いたしました、『教養講座:障害者雇用について』をご紹介します。
リンクス川越東口では、障害者雇用に関する基本的な知識を学び、自分に合った働き方を考える機会として本講座を開催しました。

障害者雇用とは?
「障害者雇用」とは、障害のある方が能力や特性を活かして働けるように設けられた雇用の仕組みです。日本では「障害者雇用促進法」によってルールが定められており、企業は一定割合の障害者を雇用する義務があります。障害者雇用枠で応募するためには、以下のいずれかの手帳を持っていることが条件となります。
・身体障害者手帳
・精神障害者保健福祉手帳
・療育手帳(知的障害)
障害者手帳について詳しく知りたい方はこちらを御覧ください!
障害者雇用促進法と合理的配慮
障害者雇用を促進するために、企業にはいくつかの取り組みが義務付けられています 。特に重要なのが「法定雇用率」と「合理的配慮」です。法定雇用率と合理的配慮とは
・法定雇用率
事業主に対して、障害のある方を一定の率で雇用するよう義務付けた制度です 。この「一定の率」を法定雇用率と呼びます 。この法定雇用率は、2024年4月から民間企業で2.5%に引き上げられました 。さらに、2026年7月からは2.7%に段階的に引き上げられる予定です 。
・合理的配慮
障害のある人もない人も平等な社会生活を送れるよう、職場での社会的障壁をなくすための配慮です 。これは、障害者差別解消法によって定められています 。
合理的配慮の例
・作業手順を決めておく
・本人の負担に応じて業務量を調整する
・聴覚過敏に耳栓の使用を許可する
合理的配慮については、「障害を持っているから働けない」ではなく「配慮すれば働ける」という考え方が重要です。
働き方は主に2種類:オープン就労とクローズ就労
障害のある方の働き方には、主に「オープン就労」と「クローズ就労」の2つがあります 。どちらが自分に合うかは、症状や特性によって異なります。| 就労スタイル | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| クローズ就労 (一般雇用) |
・求人数が多い ・給与水準が比較的高い ・キャリアアップの可能性が広い |
・障害に対する配慮を受けにくい ・体調や特性への理解不足で負担が大きいこともある ・長期的に継続しにくいケースがある |
| オープン就労 (障害者雇用枠) |
・合理的配慮を受けやすい ・理解が得やすく安心して働ける ・長期的に安定して勤務できる |
・求人数が少ない ・仕事内容が限定されることもある ・給与水準が低めになる場合がある |
どちらが正解というわけではなく、自分の体調・特性・働く目的に応じて選ぶことが大切です。
トライアル雇用制度
「いきなり働くのは不安」という方には、障害者トライアル雇用という制度があります 。これは、障害者を原則3ヶ月間試行雇用し、適性や能力を見極めて継続的な雇用につなげていく制度です。トライアル雇用制度には求職者、雇用側双方にメリットがあります。
トライアル雇用のメリット
これらの知識を得ることで、「自分に合った働き方を考える力」が身につきます。長く安心して働くためには、自己理解を深めて制度を上手に活用することが大切です。求職者: 職場の雰囲気や業務内容を事前に知ることができ、入社後のミスマッチを防止できます 。経験が少ない仕事でも、採用される可能性が上がります。
企業: 面接だけでは見極めにくい普段の様子を確認できるため、採用後のミスマッチによる離職リスクを減らせます 。また、人材を確保しやすく、スピーディーな雇用が可能です。
まとめ:自己理解を深め、自分に合った働き方を見つけよう
障害者雇用は「障害があるから働けない」ではなく「配慮すれば働ける」という考え方を実現する制度です。オープン就労とクローズ就労、どちらを選ぶかは人それぞれですが、大切なのは、給与やキャリアアップを優先するのか、長く安心して働くために配慮を優先するのかなど、
働く目的を明確にすることです。障害があってもなくても、自己理解を深めることが安定して長く働くための第一歩です 。自分がどんな配慮を必要としているか、働く目的は何かを考えてみましょう。
就労移行支援を通じて、「自分に合った働き方を見つける力」を身につけることもできます 。今日学んだことを、あなたの働く選択に役立ててみてください。 就労移行支援を通じて、「自分に合った働き方を見つける力」を身につけることができます。
ぜひ、リンクス川越東口のプログラムを活用して、スキルアップを目指してみてください。
少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
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