わかりやすく伝える方法【教養講座】

こんにちは。就労移行支援事業所リンクス船橋です。


7月14日(木)に、教養講座「わかりやすく伝える方法」を実施しました。

皆さんは、何かを相手に伝えることは得意でしょうか。
ある調査によると、日本人のおよそ8割がこの質問をした際に「苦手」と答えているそうです。
自分なりの伝え方では、相手に正しく伝わっているのかどうか判断が難しいと考える方も多いようですね。

今回利用者の皆さんには、わかりやすい説明の手法を学んでいただき、実際に挑戦してもらいました。
ぜひ皆さんも、この記事を通してわかりやすい説明の仕方を習得しましょう。
解説

 伝える目的

まず皆さんは伝える「目的」として、重要なことはなんだと思いますか。

それは「相手に理解してもらうこと」です。
自分自身が思っていることをただ話しても、相手にそれが伝わっていないと意味がありませんよね。
また、伝えていることがわかりやすいかどうかは相手が決めることです。

では、わかりやすく伝えるにはどうしたら良いでしょうか。

わかりやすく伝えるには、ビジネスシーンで頻繁に用いられる「PREP法」を活用することで、簡潔かつ説得力のある説明が可能です。

 PREP法

皆さんは「PREP法」をご存知ですか。
PREP法とは、主にビジネスシーンで用いられる文章構成法の一つです。
    【Point】
    要点。結論や主張を指します。

    【Reason】
    理由。要点の結論に至った理由やそれを主張する理由を指します。

    【Example】
    具体例。理由に説得力を持たせるための事例を指します。データや状況を挙げることは、こちらに該当します。

    【Point】
    要点(再度)。最後に、はじめに主張した要点を伝えることで何を伝えたいかをはっきりとさせることができます。


名前の「P」「R」「E」「P」は、それぞれ上記の頭文字をとったもので、順番通りに文章を組み立てることで相手にわかりやすく伝えることができます。

PREP法を用いることで、簡潔かつ説得力のある説明ができるだけでなく、聞き手のストレス軽減自分と相手の時間を大切にできるといったメリットもあります。
さらに、日々このPREP法を心がけることで、自分自身の思考を論理的に整理する習慣を付けることもできるのです。

ぜひPREP法を駆使して、仕事や日常生活でのよりよい関係づくりに活用してみませんか。
わかりやすい説明
今回の講座に参加された方からは「実践してみようと思う」「コミュニケーションの仕方を見直す良い機会になった」といった感想がありました。

リンクス船橋では、定期的に講座・グループワークを行っております。 興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。

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