自立訓練事業所リンクス川越です♪
弊所では利用者さんの安定した日中活動および将来の安定した就労の基盤づくりの為、2026年8月より食事とメンタルヘルスをテーマにした講座をスタートさせました。食事は日々意識して摂っている方もいれば、何気なく摂っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日々の食事は日中活動を支える原動力になり、メンタルヘルスの安定にも繋がります。私達の生活している日本では1年のなかで季節が4回変わることから、季節に合わせた食事も意識していくことも大切です。今回の講座では9月における食事とメンタルヘルスのポイントについて解説をしていきました。
9月の特徴と食事ポイント
9月は暑かった夏が過ぎ、少し涼しさを感じられるようになる一方、悲壮感を感じる季節の変わり目です。夏の終わりと共に、行動力は低下すると言われています。人によってはメンタル面において良い方向に落ち着く方もいれば、気分の落ち込みに繋がりやすい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
漢方の世界では湿度の高い夏と秋の変わり目である9月は、考えすぎてしまう「脾」、不安になりやすい「心」、悲しくなったりネガティブな状態になったりする「肺」の3つの臓器は弱まり安い時期と考えられています。
「脾」「心」「肺」の3つの臓器を意識していくことも大切ですが、9月に意識してほしい臓器の一つとして、「腸」があげられます。腸には感情を豊かにするほとんどのホルモンが存在しています。ホルモンとは体の調子を整えることを目的に、体から作られる化学物質です。
感情を豊かにするホルモンの代表例として、セロトニンがあげられます。
このことから、腸を良く整えることはメンタルを安定させることに繋がると言えるでしょう。
逆に腸が良くない状態であると、メンタルの不安定さに繋がる可能性があります。腸内環境ですが、以下4点が悪化する理由であると言われています。
①食事
元々日本人は野菜や穀物中心の食生活でした。野菜や穀物が中心の食生活であることは、腸にとって有益な働きをする善玉菌にとって良い環境だったと考えられています。しかし、食文化に欧米文化が入ってきたことから、肉類の食事が増えてきました。肉類には豊富なタンパク質が含まれており、タンパク質には体の調子を整えたり体を作ったりする働きがあります。ただ、過剰な摂取は脂質や動物性タンパク質を好む腸環境を悪化させる悪玉菌が増える原因となります。
②加齢
年齢が重なるごとに、腸内の環境は悪玉菌が増えていくと言われています。
人はビフィズス菌等の善玉菌を多く抱えた状態で生まれます。その後成長をしていくに連れて、腸内環境が作られていく仕組みとなるのです。
しかし、老年期に入るとビフィズス菌が減り、ウェルシュ菌などの悪玉菌が急激に増加。中にはビフィズス菌が1%しかないというケースもあります。このように腸内環境の変化は、老化や生活習慣病と関係していると考えられているのです。
③抗生物質などの薬
体調を崩して風邪を引いた時等、抗生物質などの薬を飲む機会があるかと思います。
抗生物質には風邪などの原因となる菌を倒す力はあるものの、欠点の一つとして体の良い菌まで倒してしまうことがあります。
この体の良い菌には腸内の善玉菌も含まれていることから、人によっては抗生物質の服用によって腹部症状が出ることがあるのです。
④ストレス
腸には消化管の機能を調整する複雑な神経系があることが知られています。腸と神経は密接な関係にあるため、精神的なストレスによって腸内環境が乱れやすいです。その為、下痢や便秘といった症状を起こしやすくなります。特に過敏性腸症候群(IBS)といって、慢性的な下痢少々等の腹部症状が起きる心身症の一つはストレスが関係しています。
【ミニコラム】9月と腸の関係性
7月から8月と暑い夏を経て、9月も日によってまだまだ残暑を感じる気温の日もあるかと思います。
一番暑かった時期と比較すると、時間帯によっては涼しさも感じられる場面も増えることから過ごしやすさを感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
暑い時期は熱中症の対策から水分補給を意識的にする方も多いかと思います。
しかし、9月は暑さがピークの時期と比べるとやや落ちることもあり、水分補給はおろそかになりがちです。また、暑さがピークの頃は日中も夜間も冷房を付けて過ごす時間は増え、体が冷やされてしまいます。体の冷えは新陳代謝の低下を招いてしまい、新陳代謝が低下するとエネルギーを消費しにくくなり、体重が増えやすくなるほか、冷えや疲れやすさ、肌の調子の変化などにつながることがあります。水分補給と冷房による冷えは、腸に影響を及ぼす大きな外的原因です。
9月は夏のダメージを抱えた状態で迎えることが多い為、夏から引き続き空調と水分補給に気を付けて過ごしていきましょう。
まとめ
今回の講座では、9月の特徴と腸について中心に解説を行いました。「緊張するとお腹が痛くなる…」
「ストレスを感じるとお腹に影響が出やすい…」
「下痢に悩まされている…」
そのようなお悩みがある方にはぜひ、腸への意識を向けてもらえると幸いです。
以下に9月の食事とメンタルヘルスのポイントについて紹介します。
腸内環境を整える食物繊維をたっぶり摂る!
食物繊維が含まれている食材の代表例として、わかめ、切り干し大根、昆布、キャベツ、ごぼうなどがあげられます。
また、腸内環境を整えるうえではバナナもおすすめです!
バナナには心の栄養であるアミノ酸のトリプトファンのほかに、様々な栄養が含まれています。また、加熱することによってフラグオリゴ糖が増えて糖度がアップすることで、砂糖がなくても十分な満足感を得ることができておすすめです!
レンジやオーブン、フライパンなどでバナナを皮ごとトロッとするまで加熱するだけで、簡単な温バナナが調理できます♪
9月は健康的な腸環境作りを意識し、体も心も整えていきましょう。
自立訓練事業所リンクス川越では、将来の就労や日中活動を継続していく為に必要な知識やスキルが身につけられる講座、グループワークを定期的に開催しています。体験利用の方も参加可能です! 気になる方はぜひ、お問い合わせください。
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【講座】食事とメンタルヘルス①「なぜ心はバテるのか」を開催しました♪
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