障がい者トライアル雇用とは〜解説編〜

こんにちは!
リンクス川越東口です♪
今回は『障がい者トライアル雇用』について解説を行います!
今回の記事ですが、障がい者トライアル雇用で働いているTさん協力のもと作成しています☆

障がい者トライアル雇用とは

障がい者を雇用したい企業が約3~6カ月のお試し雇用を通して、企業と働きたい人のお互いの不安を解消することで長く働くことを目指す制度です!
障がいがあり、以下の①から④のいずれかに当てはまる方が対象になります。

障がい者トライアル雇用の対象者

①これまで働いたことのない職業に挑戦してみたい方。紹介日時点で、就労経験のない職業に就くことを希望していること。

②転職を繰り返し、長く働き続けられる職場を探している方で紹介日の前日から過去2年以内に2回以上離職や転職を繰り返していること。

③働いていない期間がしばらくあったが、再び就職しようと考えている方。紹介日の前日時点で離職機関が6カ月を超えていること

④重度身体障害、重度知的障害、精神障害のうちいずれかのある方。 (④の方は①~③の要件に関わらず、障害者トライアル雇用の対象になります。)



対象かどうか明確な判断はハローワークで行っているので、窓口で尋ねるのが確実です。 厚生労働省のホームページも参考にしてみてください♪
リンク→障がい者トライアル雇用のご案内

トライアル雇用求職者のメリットとデメリット



メリット
・書類選考が無く、面接を受けることができる

・未経験の職種や業界に挑戦しやすい

・最低賃金はもらえる

・職場の雰囲気や業務内容が自分に合っているか確認することができる


Tさんは就職活動中、書類選考で落ちることが多かったそうですが、前職で接客を行っていたことから喋ることに自信があったので特に魅力を感じたポイントでした! また、トライアル雇用の条件に未経験の職種に応募するときに対象という前提があるので、体調や障害特性で職種や業界を変えるときも応募しやすいのも大きな魅力です。

デメリット
・お試し雇用なので本採用されない場合がある

・賃金が安いほか福利厚生が無い場合がある

・そもそもトライアル求人が少ない

・選考があるので落ちる場合がある


有期契約で企業と求職者の相性を見る期間なので、能力や勤務状況によってはトライアル期間のみで契約が終わることがあります。障がい者の雇用のハードルが下がるトライアル雇用ですが、あくまでも採用面接などの試験はあるので企業が求めるレベルをクリアしていないとトライアル雇用されることはありません。その為、求職者は自己理解や体調管理などをしっかり行い安定して働ける状態にしておく必要があります。

まとめ

障がい者トライアル雇用は求職者にとってメリットの多い制度です。しかし、様々な条件やデメリットも存在します。様々な雇用形態がある中で就労の第一歩としての選択肢の一つとして考えてみてはいいのではないでしょうか。

次回は実際に障がい者トライアル雇用で働くTさんに支援員からインタビューを行います! 

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