【情報】Blenderとは

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越西口です。

今回は西口の利用者さんが取り組まれている訓練の一つ、『Blender』について紹介をしていきます。
Blenderについて聞いたことはあるけど、どのようなことができるかが分からない、Blenderでどのようなことができてどのような仕事に就けるのかイメージができない方はぜひ、今回のブログを見ていただけると嬉しいです☺️

Blenderとは

Blenderは、オープンソースの3DCG制作ソフトウェアで、無料で利用できるにも関わらず、プロレベルの機能を備えています。3Dモデリング、アニメーション、VFX(視覚効果)、シミュレーション、レンダリング、動画編集、スカルプト、モーショングラフィックス、ゲーム開発など、幅広い用途に対応しています。

特に、近年のアップデートによって機能が大幅に強化され、プロの現場でも使用されるケースが増えています。初心者でも学びやすく、豊富なチュートリアルやコミュニティのサポートがあるため、個人のクリエイターから企業のプロジェクトまで、幅広い層に活用されています。


なぜBlenderは無料で利用できるのか

Blenderは「Blender Foundation」という非営利団体によって開発・運営されており、GPL(GNU General Public License)というライセンスのもとで提供されています。このライセンスでは、誰でもソフトウェアを自由に使い、改良し、配布できるため、商用ソフトのようにライセンス料を取る必要がありません。開発資金は、企業スポンサーや個人の寄付、クラウドファンディングなどで賄われており、多くのクリエイターや企業が協力してBlenderの開発を支えています。


Blenderでは以下のような様々なことを行うことができます。

1.3Dモデリング
Blenderを使えば、簡単なオブジェクトから複雑なキャラクターモデルまで作成できます。ポリゴンモデリング、スカルプトモデリングなど、さまざまな手法を使ってリアルな3Dモデルを作ることが可能です。

2.アニメーション
キャラクターやオブジェクトに動きをつけるアニメーション機能も充実しています。ボーン(リグ)を設定してキャラクターを動かしたり、物理シミュレーションを活用してリアルな動きを表現したりできます。

3.VFX(視覚効果)
ハリウッド映画のような特殊効果を作ることも可能です。パーティクルシステム、煙や炎のシミュレーション、クロス(布)や流体のシミュレーションなど、多彩なエフェクトを表現できます。

4.レンダリング
Blenderには「Eevee」と「Cycles」という2つのレンダリングエンジンが搭載されています。Eeveeはリアルタイムレンダリングに適しており、スピーディにビジュアルを確認できます。一方、Cyclesは物理ベースのレンダリングエンジンで、フォトリアルな映像を作成できます。


レンダリングとは

レンダリングとは、3Dで作成したデータを実際に画像や映像として出力する処理のことです。モデリングやアニメーションのデータに対して、光の反射や影、質感(マテリアル)などを計算し、リアルな見た目を再現します。Blenderには「Eevee」と「Cycles」という2つのレンダリングエンジンが搭載されており、それぞれリアルタイム処理とフォトリアルなレンダリングに特化しています。


上記以外にもBlenderは『ゲーム開発』や『動画編集』にも対応しています。実際にBlenderのスキルを身につけることでどのような仕事に就くことができるのでしょうか。 Blenderのスキルを身につけることで以下のような就職先に就ける可能性がアップします!

1.ゲーム業界
Blenderで作成した3Dモデルやアニメーションは、ゲーム制作に活かせます。ゲーム業界では3Dデザイナー、キャラクターモデラー、アニメーターなどの職種があり、Blenderのスキルを活かして活躍できます。

2.映像製作・アニメーション業界
映画やアニメ、CMの制作においても、Blenderは活用されています。特にVFXアーティストやCGアニメーターとしてのキャリアを目指す人にとって、Blenderの習得は大きな武器になります。

3.建築・インテリア業界
建築業界では、設計した建物の3Dビジュアルを作成する機会が増えています。Blenderを使えば、リアルな建築パースやインテリアデザインを表現できるため、建築ビジュアライゼーションの分野で活躍できます。

4.プロダクトデザイン
Blenderは工業デザインや製品デザインの分野でも利用されています。3Dモデリングによってリアルなプロトタイプを作成し、製品開発に役立てることができます。

高いスキルと実績が備わっていれば、フリーランスとして働くことも可能です! 3Dアートやアニメーションを作成して販売したり、企業からの依頼を受けてプロジェクトに参加したりすることで収益を得ることができます。

まとめ

Blenderは無料でありながら、高性能な3DCG制作ができるツールです。3Dモデリング、アニメーション、VFX、レンダリング、ゲーム開発など、多くの分野で活用できるため、習得することで幅広いキャリアの選択肢が広がります。

特に、ゲーム業界や映像制作、建築・インテリア業界などでの需要が高く、フリーランスとして独立する道も開けます。興味がある方は、まずは基本操作を学び、簡単な作品から製作を始めてみると良いでしょう。

就労移行支援を通じて、就職に有利なスキルを学習して身につけることができます。

ぜひ、リンクス川越東口のプログラムを活用して、スキルアップを目指してみてください。

少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
みなさまのご連絡お待ちしております♪

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