梅雨だるってご存知ですか?

こんにちは!
リンクス川越西口です。

最近なんだかだるいこと、多くありませんか?
湿度や気温が急に高くなることで体がついていかず、体調を崩す方も多いのではないでしょうか。

今回は今の時期にやっかいな『梅雨だる』についてご紹介します。
今年は例年に比べて梅雨入りの時期がかなり遅れましたね。梅雨入りしたかと思ったら急にカンカン照りの猛暑日がやってきたり、かと思ったら雨が降り気温が下がったりと不安定な天気が続いています。

そんな気候の中で気になるのが、この時期特有のだるさ『梅雨だる』です。
台風の時期とこの梅雨の時期には、なんと3人に1人が体調不良になるとの調査もあります。

梅雨だるとは

では、なぜこの時期に体調不良を訴える方が多いのでしょうか。また、どんな症状があるのでしょうか。

主な原因は低気圧による自律神経の乱れと、気温の急激な変化、そして高湿度による水分代謝の低下などが挙げられます。

・低気圧

大気が低気圧になると、身体は副交感神経が優位に働くようになります。副交感神経は緊張をほぐし、身体を休ませる役割を持つ神経です。そんな副交感神経が優位に働くと、身体がお休みモードになり「だるい」「やる気が出ない」と感じてしまうそうです。


・気温の変化

雨が降り気温が下がったかと思うと翌日は真夏のような暑さになったり、同じ一日でも昼は蒸し暑く朝夕は冷え込んだりと、気温差の激しい時期でもあります。このような気温差は、身体にとってストレスやダメージとなり、疲れやすくなってしまいます。


・高湿度

湿度が高いと、体内の水分が汗や尿としてうまく排出されず、体内にとどまってしまいます。その結果、消化や水分代謝がうまくいかなくなり、胸やけ、膨満感、吐き気、食欲不振、むくみなどの症状が現れます。また、活動量が減ることで血行が悪くなり、肩こりや冷えなどの症状も引き起こされます。


辛い事ばかりの梅雨の時期ですが、普段の体調管理を少し意識することで改善させることもできます。
ここからは、梅雨だるの解消法をお伝えします。

梅雨だる解消法

〇睡眠時間を十分確保する。
気分の落ち込みや体の不調を解消するときは、規則正しい生活を送り自律神経を整えることが大切です。夜更かしを避け、しっかり睡眠を取るようにしましょう。また、室内環境を快適に保ち、睡眠の質を下げないようにすることも重要です。寝苦しい夜にはエアコンや除湿器を活用し、温度を25~26度、湿度を50~60%に保つようにしましよう。

〇バランスの良い食事を心がける。
疲れを溜めないために、魚・鶏肉・もも肉・大豆・乳製品などから筋肉や身体の基である良質なタンパクをしっかりと、また活動のエネルギーとなる炭水化物や、調子を整えるビタミン・ミネラルもバランス良く充分に摂るようにしましょう。特にタンパク質は重要です。暑さで体力を消耗し内臓も弱りがちなので、消化吸収力に優れたお魚を中心に、タンパク質をしっかりと選ぶようにするとよいでしょう。

〇むくみが出やすい方は野菜や果物を食べる。
むくみの解消には、体の余分な塩分(ナトリウム)とともに水分を排出してくれる「カリウム」を摂るようにしましょう。カリウムはきゅうりやズッキーニ、大根、アボカド、バナナなどに多く含まれています。

〇体温調節しやすいように脱ぎ着しやすい服装を。
気温の変化とともに、オフィスや電車などで冷で寒さを感じることがあると思います。冷えを感じたらすぐに羽織れるように、薄手の服を持ち歩くようにしましょう。就寝時にはタオルケットを用意し、寒さを感じたらすぐにかけられるようにしておきましょう。

〇運動や入浴で汗をかき、余分な水分を排出する。
雨で外出も億劫になりますが、意識的に体を動かすようにしましょう。外出できないときは、室内でもできるスクワットや踏み台昇降などの運動がおすすめです。また、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かり、体を温めるのも効果的です。できるだけ汗をかいて、体にたまった余分な水分の排出を促しましょう。

まとめ

今回は、「梅雨だる」についての記事でした。
リンクスでは、栄養バランスのしっかり考えられたお弁当の提供を行っております。
また、日々の体調管理や生活リズムの維持についても、支援員と相談しながら無理なく取り組むことができます。

辛い梅雨の時期ですが内と外から体の調子を整えて、これから来る暑い夏に負けない体づくりを行っていきましょう!


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