ストレスへの対処方法を考える

就労移行支援リンクス 川越 障害者 就職 転職 うつ病 統合失調症 ADHD 発達障害 障害者雇用 個別対応 自閉症 個別 ASD 適応障害 パニック障害

こんにちは!就労移行支援事業所リンクス川越西口です!


本日は講座、不安感との付き合い方を開催した様子をみなさまにお伝えいたします!

不安感との付き合い方

今回は不安感との付き合い方と題し、現代社会での生活で向き合わざるを得ないストレスへの対応方法を皆さんで考える内容となります。
ストレスとは本来、生存のために必要なものでした。自身を襲う捕食者など、生命を脅かす事象からの逃避を促す効果があります。
しかし、現代においては人間関係が主なストレスの要因となっています。そのためなかなか逃れることは難しく、うまくコントロールしていく必要があります。


今回の記事では、ストレスによって表れる4つの反応をご紹介します。生活のなかで経験する対人関係のストレスに対し、バランスを取り、心の安定を促したり、問題を乗り越えるために4つの方法を知らず知らずのうちに使っています。

その4つの方法、戦う〈Fight〉、逃げる〈Flight〉、立ちすくむ〈Freeze〉、媚びへつらう〈Fawn〉を「4F」と呼びます。



4つの『F』
  1. Fight

    『戦うモード』が出やすい人は、親密な関係の人が、そのままの自分を受け入れてくれなかった過去を持つ傾向にあります。そのため他者に対して、怒りや強い言葉を使い相手を遠ざけ、密な関係を築くことを避けるようになります。

  2. Flight

    『逃げるモード』が出やすい人は、対立や衝突を避けるために、いつも忙しくしています。仕事や趣味への過度な没頭などが例です。そのため、通常の会話自体をも避けるようになります。

  3. Freeze

    『立ちすくむモード』が出やすい人は、自分の世界や部屋に閉じ籠り、そこだけで事を完結しようと他者を拒絶します。「人は危険だ」「人は信用できない」「誰も助けてくれない」などと強く思ってしまうあまり、一人になる道を選んでしまいます。

  4. Fawn

    『媚びへつらうモード』は、人にどう思われているか、嫌われていないかが心配で、相手に過度に世話を焼き、気を遣いすぎて自分を犠牲にしてしまいます。自己肯定感が低い人に見られる傾向があり、自分は価値がない、受け入れてもらえないという恐怖に悩んでいます。表面上相手との平和な関係性を確保することで、自分を深く探られず、拒否されることを避ける傾向にあります。


POINT

これら4Fの全てを用いて、必要なときに必要な手段で自分を守ることは、ストレス社会で生きていく上でも重要なスキルです。
しかし発達傾向や生育過程でのトラウマなどがある場合には、生き延びるために4Fのうちの1つ、または2つに過度に依存してしまうと考えられています。


まとめ

それにより、4Fのうち習得してきたF以外へのアクセスが難しいため、問題や課題へ対処できる幅が狭くなります。習得できていないFが必要な状況になると冷静でいられず、緊張感や不安で心がリラックスできません。
そうすると、過去に感じた不快な感情(恥ずかしさ、恐怖、怒り、失望など)から逃れるために、自分の持つFモードへの依存が高まっていくという連鎖が起きてしまいます。
もし自分自身が囚われてしまっているなら、いつもと違う反応を意識してみるといいかもしれません。難しいとは思いますが、選択肢が一つ増えるだけでも心の負担は軽くなるかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
このようにリンクスでは、利用者のみなさまの生活に役立つ内容の講座を提供しています!
もちろん他にもたくさんの講座の案内もございます
参加については利用者さまにご自由に選んでいただいておりますので、興味のあるものだけご参加いただけます
みなさまのご利用をスタッフ一同お待ちしております♪

✨リンクスのYouTubeチャンネルのご案内です✨
利用者のみなさまや、新規に見学をご検討のみなさまに向けて、情報発信をしていきます!
今回は利用者さまが作成してくださったサムネイルでご紹介いたします☆
今後も見ていただけるとうれしいです🌟

見学・体験をご希望の方は、
お気軽にお問合せください!