合同面接練習【グループワーク】

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越西口です。

6/15(土)にグループワーク『合同面接練習』を行いました!

合同面接練習とは?

普段は支援員と一対一で面接練習を行っていますが、今回は利用者さん同士で面接官と面接者、両方の立場になってもらいました。面接官の立場になってみることで採用する側からはどのように見えているかを客観視することを目的としています。

支援員と面接練習を行うときとは違い、利用者さん同士の詳しい個人情報を取り扱うことはできないため、今回は面接時によく出る5個の質問に絞って行いました。

よく出る質問と出題の意図

面接時のよく出る質問については、以下の5つをピックアップしました。どれも自分自身のことをしっかり理解して相手に伝える必要のある質問です。

①自己紹介

②長所・短所

③休日の過ごし方

④自己PR

⑤キャリアプラン・キャリアビジョン


では、面接官はどのような意図で質問をしているのでしょうか。
実際の面接官の意図とは異なりますが、支援員はこのように考えながら面接練習を行っています。

①自己紹介
自己紹介は、コミュニケーション能力や自己理解の深さを測る意図があります。さらに、性格や価値観、職場での適応性を知る手段でもあります。面接官は面接者がどのように自分を表現し、どのような経験を持っているかを把握し、企業の文化やチームとの相性を見極めます。簡潔かつ要点を押さえた自己紹介は第一印象を良くし、面接の流れをスムーズに進めるためにも重要です。

②長所・短所
長所と短所を通じて、自己評価能力や自己改善意識を測ります。長所を述べることでどのように会社に貢献できるかを示し、短所を述べることで自己認識の深さとその対処方法を確認します。正直で具体的な回答は信頼性を高め、面接官に対して誠実な姿勢を示すことができます。また、短所に対する改善の取り組みがある場合、それがプラスの評価に繋がることもあります。

③休日の過ごし方
休日の過ごし方は、生活バランスやストレス管理能力を測るための質問です。回答から、面接者の価値観や趣味、パーソナリティを把握することができます。また、リラックスやリフレッシュの方法を知ることで、職場でのパフォーマンスや持続可能な働き方に対する考え方も理解できます。面接者の休日の過ごし方は、その人の全体像を把握するための重要な要素と考えられます。

④自己PR
自己PRは、自身の強みや実績を効果的にアピールするための質問です。これにより、職務適性や企業に対する熱意を示すことができます。具体的なエピソードや成果を交えることで信頼性が増し、面接官に自分の価値を明確に伝えることができます。効果的な自己PRは、プロフェッショナリズムや自己理解の深さを強調し、他の候補者との差別化にも役立ちます。

⑤キャリアプラン・キャリアビジョン
キャリアプランやキャリアビジョンは、面接者の長期目標や成長意欲を理解するための質問です。具体的なプランがあると、計画的にキャリアを築こうとしていることが分かり、企業と面接者の方向性の一致を確認することができます。また、成長意欲やモチベーションの高さを示すことで、企業にとって将来的な資産となる可能性をアピールできます。キャリアビジョンを持つことで、企業に対する貢献と自身の成長を明確に伝えることができます。

まとめ

今回のグループワークは初めての内容でしたが、利用者さんからは『面接官の視点に立ってみることで、普段自分達がどのように見られているかを意識することができた』との声をいただきました。

面接で重要なことは相手に対していかに自分のことをPRできるか企業と自身の中でのミスマッチを防げるかです。人によっては興味を持つ話題も違いますし、重要だと考える価値観も当然違ってきます。

今回の訓練を通して新たな視点を得ることで、利用者さんそれぞれの面接練習や、面接本番に活かしていただけたら幸いです!

リンクス川越西口では今後も定期的な講座やグループワークを実施します。
見学体験の方の参加も大歓迎です!是非お気軽にお問い合わせください♪

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