水平思考推理ゲーム【グループワーク】

こんにちは。就労移行支援事業所リンクス川越西口です!
今回は、10/5に行ったグループワーク『水平思考推理ゲーム』をご紹介いたします。
『水平思考推理ゲーム』とは
『水平思考推理ゲーム』とは、出題者に質問をしながら答えを推理していくゲームです。

例題
「とある男の子が掃除をしていました。掃除をしているのを褒められた男の子は、なぜか掃除をやめてしまいました。一体何故でしょう?」

この問いに対し、回答者から出題者へ質問をしていきます。

回答者:男の子というのが重要?
出題者:NO
回答者:誰が褒めたかは関係がある?
出題者:NO
回答者:男の子は別のことをするために掃除を止めた?
出題者:YES
回答者:男の子は掃除機を使っていた?
出題者:YES

このように、回答者は出題者に質問をしていき、状況を推察していきます。

正解は、「男の子は、掃除機を使っていた。褒められたが掃除機の男で聞こえなかった。そのため、聞き直そうと掃除機を止めた。」

『水平思考』とは、既成の理論や概念に囚われることなく、視点を変えながら自由にアイデアを生み出していく思考法です。色々な視点から質問を投げかけて正解を探って行くなかで、自身が囚われている認知バイアスに気付き、柔軟な着想を得ることができます。

認知バイアスとは
ものごとを判断するとき、直感や常識、周囲の環境などさまざまな要因により合理的ではない判断をしてしまうことがあります。
たとえば、自分の意見を肯定する情報ばかりを集めて、そうでないものを無視してしまったり、思い込みや希望、恐怖などによって記憶をかきかえてしまったりすることなど。
これを認知バイアスと呼びます。
「認知バイアス」がかかると無意識に誤った解釈をしてしまうため、柔軟な発想が妨げられます。
そのため、考える力を妨げる認知バイアスの存在を理解し、取り除いていくことで、偏見や固定観念を取り除き、柔軟な発想ができるようになります。

まとめ
今回のグループワークには9名が参加し、2組にわかれてゲームを実施しました。
鋭い質問もあり、予定よりも早く正解に辿り着くなど、あっという間に水平思考のコツを掴んでいました。
答えに気づいた利用者さんが、出題者側にたって質問に答えるなど、高度な取り組みもあったようです。
ゲームを通して、楽しく思考法が身に付く『水平思考推理ゲーム』みなさんも挑戦してみませんか?

リンクス川越西口では、今後も定期的な講座やグループワークを実施します。
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