遊びでメンタルを整える【教養講座】

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス川越西口です。

本日は9月5日(木)に開催いたしました、『教養講座:遊びでメンタルを整える』をご紹介します。

どんなに鍛えたアスリートでも、全力疾走を続けることはできません。それは心にも同じことが言え、どんなに元気いっぱいな人でも、常に緊張している状態であればきっとメンタルが弱ってしまうことでしょう。
そんなメンタルの全力疾走をしてしまいがちな方のために、日々の生活に遊びを取り入れることの重要性についてお話させていただきました。

メンタルにいい遊びと悪い遊び

遊びといっても様々なことが思い浮かぶかと思います。特に大人になると、仲の良い友人とお酒を飲んだりもしますよね。そういったことも十分遊びの範疇になります。
しかし、あまりおすすめできない遊び方もあるので、ここでは悪い遊びと良い遊びの条件についてお伝えしていきます。

~悪い遊びの条件~
1. 次の日に響く
その日は楽しく過ごせても、翌日に疲れや体調不良の残る遊びは控えましょう。例えば遊ぶ時間、飲酒の量や、一緒に遊ぶ相手には気をつけることが肝心です。それぞれ睡眠時間・飲酒量・自身のストレスの具合に注意が必要です。

2. 座り続ける
長時間同じ体勢でいると血流が悪くなり、疲れが溜まりやすくなってしまいます。1~2時間に一度は姿勢を変えると良いでしょう。

3. 依存性がある
お酒、課金ゲーム、甘いもの、タバコなど手軽で刺激のあるものは依存性が高く、危険です。疲れ切っている人はすぐに依存状態になってしまうため、これらの行為には十分注意しましょう。

~良い遊びの条件~
1. 感動がある
自身の知らなかったことなどの発見や、小さな感動でも脳に刺激があることで、脳自身が成長していきます。さらに、それを他者に伝えるなどのアウトプットを行うことでさらなる成長が期待できるでしょう。

2. リラックスできる
メンタルケアでは一番重要な要素です。 自身の部屋、静かで落ち着いた場所など、ゆったりとできる環境で取り組むことを心がけましょう。

3. 一緒にできる
誰かと一緒に取り組むことで、一緒にいる相手がストッパーの役目となり依存性に対処することが期待できます。また、他者とコミュニケーションを取ることで、人との繋がりや癒やしを感じることができる脳内物質、オキシトシンを分泌させることができる。長持ちして安定感のあるオキシトシンを得ることで、脳は安らぎを得ることができます。

4. お金がかからない
遊びは日常に取り入れたいため、毎日継続できることが良いでしょう。 また、お金がかかることでストレスを感じる可能性もあるため、本末転倒な内容にならないように気をつけましょう。

アクションプラン

遊び方が思いつかないという方のために、それぞれどのくらいの時間を使うことができるかで簡単に取り組めるプランを考えてみました。
是非以下を参考にして、余暇時間の充実を図っていただければと思います。

・1時間ほどの余裕がある時
あまり深刻ではないアニメを見てツッコミを入れるなど、楽しみながらアウトプットをするのがおすすめです。また、話題のアニメなどであればコミュニケーションの種にもなります。

・30分ほどの余裕がある時
規則正しい生活に取り組むことが課題でもある方は、起きて1時間以内に朝散歩をしてみましょう。日光を浴びることで夜ぐっすり寝ることができ、生活リズムを整えることもできます。
夜型の人は、寝る前にその日の内にあった良いことを3行程でまとめるポジティブ日記をつけてみましょう。寝る前に良いことを思い出すことで、睡眠前の不安や悩みを一時的に忘れることができるかもしれません。

・15分ほどの余裕がある時
お気に入りの入浴剤を使うなど、贅沢なお風呂に入ってみましょう。せめて15分ゆっくりお風呂に入ると副交感神経が優位になります。自律神経を整えることが期待できます。またお風呂中はスマホを持ち込まない、デジタルデトックスにも挑戦してみましょう。
12時に寝るのであれば1時間半前にはお風呂からでることを意識してください。

・1秒も時間がないという時
日頃買っているものを少しだけグレードアップしてみるなど、ほんの少しだけの贅沢をしてみましょう。すごく小さなことでも、その些細な感動を覚えることで脳に新しい刺激を受けることができるでしょう。

まとめ

遊びの時間でもっとも意識したいのは、楽しくて癒やされることが重要であるということです。
脳科学的にも遊びは重要とされており、遊ぶことによる刺激はドーパミンの分泌により脳のちからを増強してくれます。
逆にストレスはコルチゾールが分泌され、脳が萎縮してしまいます。

記憶力が曖昧になるのはコルチゾールのせいと言われています。遊びはメンタルにとても良い影響があります。メンタルが弱い人は遊びが挟めない人(全力疾走を続けてしまう人)であると言えるでしょう。

一日15分でいいので遊びを挟むように意識し、生活を改善したいというのであればなおのこと遊びを組み込むことで、パフォーマンスを挙げていけるようにしていきましょう。


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