【ビジネス講座】わたしのトリセツ

こんにちは!
就労移行支援事業所リンクス松戸です♪

10月10日(金)にビジネス講座「わたしのトリセツ」を実施しました!
皆さんはご自身の障害や特性について人に説明するとき、どのように伝えていますか?
相手が障害について詳しい場合もあれば、全く知識がないこともありますよね。
また、同じ診断名でも困りごとや強みは人それぞれ違うものです💭

今回の講座「わたしのトリセツ」では「伝える」から「伝わる」ためのスキルを身につけ、
自分をよりよく理解してもらうための方法を学びました✨️

◆「わたしのトリセツ」とは?
「わたしのトリセツ」とは、実際の取扱説明書になぞらえ、
自分の特徴や必要な配慮についてまとめたものです📒

企業や支援者に正しく自分の状態を伝えることで、
スムーズな人間関係や安定した就労に繋がります!

こんなメリットがあります:
・苦手な作業や必要な配慮を具体的に伝えられる
・面接で一から全部話さなくてもよくなる
・相手の誤解を減らせる
・自分の考えを整理するきっかけになる
・自分のストレスサインと対処法を明確にできる

◆作成のための4つのステップ
作成は4ステップに分けて行いました。

ステップ1:苦手なことを洗い出す
過去にうまくいかなかったことや注意されたこと、
ミスが起きやすい場面を思い出し、書き出していきます✏️
【例】
・電話で相手の話を聞いても、誰に繋げばいいか分からず混乱する
・業務が急に変わると、何から取りかかればいいか分からず止まってしまう
・電話中に別の業務を並行できず、パニックになる

ステップ2:共通点を探す
似たような場面をまとめて「どういう状況が苦手なのか」を整理します📚️
【例】
・臨機応変な対応が苦手
・同時に複数のことを処理するのが難しい

ステップ3:これまでの工夫を振り返る
自分なりにどう対処してきたか、うまくいった工夫を書き出します💡
【例】
・電話対応時に聞く内容をメモしておく
・急な仕事を頼まれた時、優先順位を書き出して整理する

ステップ4:カバーが難しいことを明確にする
工夫では乗り越えられない課題は、配慮事項として伝える準備をします🗣️
【例】
・電話応対は工夫である程度カバーできるが、件数が多いと他の業務が進まない
→【配慮事項】「電話対応の頻度を減らす」「取り次ぎのみにする」など

家電の説明書には「注意点」「使い方」「手入れの方法」などが載っていますよね📖
自分版に置き換えると、以下のようになります:
① 苦手なこと・避けたい環境
② 自分の強み・弱み
③ 得意をどう活かすか
④ リフレッシュ方法や元気の源
⑤ 困ったときに頼れる人や支援先

◆わたしのトリセツがもたらす効果
「わたしのトリセツ」はただの自己紹介ではありません。
自分を客観的に見つめ、適切な環境を選び取るための「ツール」です👏

◆まとめ
相手がどんな人でも「伝わる」伝え方はとても大切です。
講座では参加者から以下の感想をいただきました!
「障害特性について改めて見つめ直したいと感じました!」
「自分の長所を見つけるのが難しかったです」

「わたしのトリセツ」を活用すれば就職活動だけでなく日常のコミュニケーションにおいても、
自分らしさを大切にしながら過ごせるはずです✨️

「自分ってどんな人だろう?」
そう悩んだときに、あらためて見返すことができる一冊を支援員と一緒に作っていきましょう📒

リンクス松戸では定期的な講座やグループワークを実施しています。
見学体験の方の参加も大歓迎です!是非お気軽にお問い合わせください♪

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