日常生活に必要な計算力を身に着けよう!【基礎教養講座】
金曜日の4コマ目は毎週恒例の講座の日!(^^)!
今回のテーマは「基礎教養講座」で、日常生活に必要な計算力を身に着けるため、損益算の基礎に取り組みました。
買い物をする際に、「3割引き」や「20%OFF」などの表示を見かけるけれど、
「一体いくらになるのか?」「どうやって計算したら求められるのか?」という方に必見の今回の講座は2週にわたって実施する予定です。
1回目の本日は、まずは先程のような割引の計算に必要となる割合や百分率について、解説を行いました。
数学は、段階的に理解を進めていく必要がある学問です。
学生の頃にはなんとなく途中からついていけなくなった…という方も、具体的に自分がどこまで理解出来ていて、
何がわからなくなっているのかを把握することが、理解を深める近道である!
ということを講座のはじめにお伝えしました。
この講座の最終目的は、「割引の計算などをはじめとする日常生活に必要な計算が出来るようになること」ですが、
「自分の理解度を把握する」ということも一つの大きな目標であり、
自分の理解できていない部分が分かったという方は、その部分から勉強を進められるように話を進めていきました。
割合の計算では、「割合」「歩合」「百分率」など様々な言葉や表し方があり、混乱してしまう方も多いのではないでしょうか。
今回の講座ではそれぞれの表し方について説明を行ってから、計算の実践練習に取り組みました。
割合…全体を1としたときに、考えている量がどれくらいかを表すものです。
例えば「全体の半分」というのは割合が 0.5と表すことが出来ます。
歩合…全体を10としたときに、考えている量がどれくらいかを表すものです。
◯割◯分という単位で表します。例えば「全体の半分」というのは5割と表すことが出来ます。
百分率…全体を100としたときに、考えている量がどれくらいかを表すものです。
パーセントで表します。例えば「全体の半分」というのは50%と表すことが出来ます。
表現は異なりますが、【割合が 0.5 、歩合が5割、百分率が50%】というのは、
全て同じことを表しているのです。
それぞれの考え方について理解が出来たので、
割合の計算において混乱しやすい部分である百分率について、分数や少数への変換方法の練習を中心に取り組みました。
来週の実践編では、実際に様々な割合や百分率を求める計算に取り組んでいく予定です。
本当は出来るようになりたいけど、今更聞きにくいという方も、勉強を始めるのに遅いということはありません!!
ぜひ基礎教養講座の機会を活用して、それぞれのスキルアップに役立てて頂ければと思います(^^♪