障害特性について~精神障害~【ビジネス講座】


金曜日の4コマ目は毎週恒例の講座の日!(^^)!
今回は、障害特性~精神障害編~について講座をおこないました。

今回の講座は
・オープン(自分が障害を持っているということを隠さない)で働く際に、互いに配慮できるようになる。
・自分が精神障害をもっていなくても、一緒に働いている人が精神障害をもっている場合「今精神的に落ちているからこういう対応をしよう」という目配り・気配り・心配りができるようになる。
上記の2点を目的としておこないました。


参考資料として、厚生労働省みんなのメンタルヘルスを使用しました。



「依存症」
日常生活に支障をきたすほどアルコール、薬物、ギャンブルなどに依存してしまう状態を言います。

「解離性同一性障害」
心外的ショック体験から引き起こす病気でもあり、自分が自分であるという感覚を忘れ、短時間の記憶が無くなっていしまい、気付いたら知らない場所にいるなど様々な症状が日常生活内で起こってしまい、生活に支障をきたします。
一人の人間の中に30代の女性、5歳の男児、というように複数の人格が存在するような状態が見られます。

「強迫性障害」
不安障害の一つで、鍵を閉めたかな?鍋を火にかけたままかも…さっき手を洗ったけど、手の細菌が落ちてないような気がする…と度が過ぎた不安が酷く、何回も確認しないと落ち着いていられないといった症状があります。
また、誰かの事を傷つけてしまうかも?と不安に駆られて家の中にずっと引きこもってしまうこともあります。
病気だと気づくことができずに苦しんでいる人が多くいます。

「摂食障害」
思春期・青年期、特に女性がなりやすいと言われています。
過食障害は、何か落ち込むようなことがあるともっと食べたい!と短時間の間に食べ物を口に入れてしまい、その後、罪悪感に襲われ食べたものを全部吐いてしまう障害です。
拒食障害とは、痩せている自分が好きで、これを食べてしまえば太ってしまう…と異常に思い込んでしまい何も食べずに、太っている自分は醜いと感じてしまう障害です。
また、過食障害より拒食障害の方が治療に時間がかかり、拒食障害は最悪の場合、死に至るケースがあります。

「双極性障害」
躁状態とうつ状態を繰り返す病気で、気分が上がったり下がったりします。
躁状態の時は、周りから見ると元気でなんでもできる!とハイテンションになり、睡眠を取らなくても活動できたり、突然大きな買い物をしたり、自分が偉大な人間だと思ってしまうことがあります。
躁状態になっていることを本人は気付かない場合もあるので、周囲の人が気付いてあげることが大切です。

「認知症」
忘れ物が多くなったり、憂うつな状態が続いたり、被害妄想をしたり、気力がなくなり、話が通じなくなったり…といった症状に侵されます。
認知症はその人の性格が現れるようです。

日本で85歳以上の方で認知症の方は何%いると思いますか?と参加されている方に質問を投げかけてみると
「60%かなぁ…」との答えが出ましたが、正解は、25%です。

「パーソナリティー障害」
周りが困るほど、突飛なものの捉え方・考え方をしたり、突発的な行動をする障害です。

「PTSD」
心的外傷後ストレス障害といって、強烈なショック体験によって引き起こされてしまう障害です。
最近で言えば、3.11の震災を体験した人にも見受けられています。



参加した方からは、
「名前は知っていたけど、症状は知らなかったです。これから精神障害の方と一緒に働く機会があると思うので、どう対応すればいいか学べました。」
「自分の障害の特性も知れたので嬉しかったです。」
など素敵な感想が溢れていました!(^O^)/



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