障害者雇用 事例検討【ビジネス講座】

10月19日(金)にビジネス講座「障害者雇用 事例検討」を行いました。

障害者雇用の選択肢

リンクスで利用者会議を行った時に、ある利用者さんから、
「障害者雇用って、うまくいっている事例については紹介されていますが、うまくいっていない事例については紹介されていませんよね。」
という意見を頂きました。

また、他の利用者さんからも、
「たしかにその通りですね。うまくいかない事例からの方が学べることは多いのではないでしょうか?」
という意見が挙がったことから、今回はビジネス講座「障害者雇用 事例検討」を開講いたしました。

就労移行支援事業所リンクスの障害者雇用

前半は「定着支援」についての概要説明です。
今年から定着支援について大きな制度改革があり、障害者雇用における定着支援事業が開始されました。

解説したのは下記4点です。
・就労移行支援事業所からの定着支援
・定着支援事業の開始
・障害者就業・生活支援センターの役割
・ジョブコーチの役割

受講者からは
「定着支援のイメージが出来ました!」
「定着支援事業というのが開始されているなんて知りませんでした!」
と驚きの声が上がっていました。

就労移行支援事業所リンクスの障害者雇用

講義の後半からは、障害者雇用における事例検討を行い、
「定着支援がうまくいかないケース」についての話し合いを行いました。

テーマは「職場の同僚が障害特性について理解しておらず、仕事上で少しだけ困ることがある。どのように対応すべきか?」
というものです。

その他の設定では、
・職場の上司は障害特性について一定の理解があるが、解決のために動いてくれないタイプ
・定着支援体制がうまく機能していない
・同僚とは一緒に仕事をする場面は少ない
という事例設定としました。

とても活発な話し合いがされ、どのように対応すべきかを考える良い機会となりました。


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