金銭管理【一般教養講座】

金曜日の4コマ目は毎週恒例の講座の日!(^^)!
今回は社会人への第一歩と言われている金銭管理をテーマに行いました。

金銭管理能力がなぜ必要であるのか、具体的に考えていきます。

・金銭に対する理解を深める
・何にいくら使ったか把握する
・病気や事故等、予想外の出費に対応する
・無駄な借金をしない など

上記のためにも、自分に合った金銭管理の方法を見つけていきましょう。

金銭管理

収入と支出
収入とは入ってくるお金のことです。
収入についてイメージしてもらうため、障害者雇用の平均給与額と障害年金の受給額をお伝えしました。
また、給与には額面の金額と手取りの金額があります。
額面とは・・・基本給や残業代、交通費など会社から支給されるお金の総額のことです。
       月収や年収と呼ばれるのも額面です。
手取りとは・・・額面から保険料や税金などを控除したあとの金額のことです。
        実際に受け取る給与の金額はこの手取りとなります。
およそ額面の8割が手取り金額と言われています。

支出とは出ていくお金のことです。
お金を管理するにあたり「何に使ったか?」はとても重要です。
食費・水道光熱費・通信費など、一般的によく使われるカテゴリについて説明した後、自分が日々どのようなことにお金を使っているか考えてもらいました。
その後自分が一人暮らしをすると仮定し1ヶ月の生活費を予想してもらい、全国平均額と照らし合わせました。

金銭管理の方法
◦ノートや本で管理する
自作のノートを作成するか、既製品の本を購入します。
レシートを貼ることができ、書き込みと計算作業のみで特別なスキルは必要ありません。

◦Excelで管理する
集計がしやすく手書きにはない綺麗な表が作成できます。
インターネットに複数のテンプレートがあるため、ダウンロードすればすぐに使い始められます。
自宅にてパソコンを起動し、支出を入力するという手間がかかります。

◦家計簿アプリで管理する
場所を選ばず、いつでも記録できます。
操作が簡単で情報が見やすいです。
レシートの読み取り機能があるアプリもあります。

支出記録のポイント
◦カテゴリ分けはシンプルに
例えば、外食費・書籍費・習い事費など、カテゴリが多すぎると管理が大変になってしまいます。
毎月出るわけではない支出は特別費にまとめてしまうことも一つの方法です。

◦自分ルールを決める
例えば「友人と外食をした」を交際費にするか、食費にするかを決めておきましょう。

◦2ヶ月は続けてみる
1ヶ月で家計簿のつけ方を変えてしまうと他月と比較ができません。
最低でも2ヶ月は続け、自分のルールを変えるなど工夫していきましょう。

お金

参加者からは「自分の感覚と一般的な感覚がズレていることがわかりました」「これを機に、家計簿をつけてみようと思います」などの感想を頂きました。

今まで何気なくお金を使っていた方は、管理を続けていくと「食費にこんなにお金を使っていた」、「この支出はもう少し減らすことができる」等が分かってきます。
収入と支出のバランスを考え計画を立てること、目標を持って自分に合った管理方法を見つけることが大事です!


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