障害者雇用について【ビジネス講座】

6/30(火)の4コマ目に「障害者雇用について」という講座を行いました♪

就労移行支援事業所リンクス松戸の障害者雇用講座

就労移行支援事業所に通う利用者さんには、
障害者雇用枠で就職するか一般雇用枠で就職するかの2択だけではなく
特例子会社に就職するという選択肢もあります。

そこで、今回の講座ではそれぞれのメリット・デメリットを紹介し、
自分に合う働き方について考えてもらいました♪

障害者雇用について

【障害者雇用とは?】
民間企業などが、障害を持っている方に向けた雇用枠(障害者雇用枠)を用意し、障害のある人を雇用することです。
対象は、身体,知的,精神の障害者手帳を取得している方のみのため、
医師の診断は出ているけど、手帳を取得していないという方は注意してくださいね。

【障害者雇用と一般雇用の違い】
一般雇用と比べると、障害者雇用の方が様々な配慮がなされます。
それぞれの障害特性に合わせて行われる配慮のことを「合理的配慮」と呼び、
例として以下のようなものがあります。

(例)
・障害特性上、いろいろな人から指示を受けると混乱してしまう人に対する配慮
→指導担当者をはっきりさせる

・障害特性上、心身が疲れやすい人に対する配慮
→短時間勤務からスタートし、状況をみながら徐々に勤務時間を伸ばす


【障害者雇用のメリット】
障害者雇用の最大のメリットは、必要な配慮が受けられるため安心して働くことができる点です。
通院のタイミングや服薬のタイミングまで考慮してもらえる可能性が高いため、
働きやすい環境だと言えますね♪
他にも、リンクスのような支援機関が本人と企業の間に入って
面談等の機会を設けることができるというメリットもあります。

「この業務は自分の特性上難しいけど、どのように伝えれば良いのかわからない!」
「人間関係で困っていることがあるけど、自分からは言い出せない!」

そんな時に、支援機関が本人と企業の調整役になれます(^^)

【障害者雇用のデメリット】
障害者雇用のデメリットは、一般雇用と比べて求人数が少ないことです。
また、給与についても一般雇用と比べて低い場合が多いです。
講座では、厚生労働省の資料をもとに障害者雇用と一般雇用の平均給与を紹介しました。
※ただし、給与は年齢や勤続年数などによって差がでるため、明確な比較はできません。


【一般雇用のメリット】
反対に、一般雇用のメリットは求人数が多いことです。
求人数が多ければ、自分の希望する条件に合った企業を見つけやすいですよね。
給与についても、障害者雇用と比べて高い場合が多いです。

【一般雇用のデメリット】
一般雇用では、必要な配慮を受けにくいというデメリットがあります。
障害を持っていることを伝えずに働いている場合は、
「いつバレるんだろう…。」と不安に思う方もいますよね。
また、支援機関が本人と企業の間に入りにくいこともデメリットの1つだと言えます。


【特例子会社とは?】
「障害者の雇用機会を増やし、安定して就労できるように特別の配慮をして雇用する企業の子会社」
という認識です。特例子会社になるためには、厚生労働大臣からの認定が必要です。
企業ごとの障害者の法定雇用率の目標は個々の事業主(企業)ごとに義務づけられています。

しかし、特例子会社を設立するとそこで雇用されている障害のある全従業員は親会社の雇用であると
みなされ、障害者の法定雇用率を算定する際に親会社と同じ事業所として取り扱われるのです。

そのため、事業主は企業の本体で法定雇用率を達成していなくても、
特例子会社の障害者数を計算にいれて法定雇用率を報告できるという仕組みです。

【特例子会社で働くメリット】
特例子会社には、手話通訳士やジョブコーチが常駐している場合が多く、
働きやすい環境が整っていると言えます。
また、特例子会社として認められるためには
・障害者(障害者手帳を持っている人)を5人以上雇用し、その割合が全従業員の20%以上であること
・雇用する障害者のうち、重度の身体障害,知的障害,精神障害のある方の占める割合が30%以上あること
などの要件があるため、必然的に大企業が多くなります。

【特例子会社で働くデメリット】
特例子会社では、シール貼りなどの簡単な業務を親会社から割り振られることが多く、
キャリアアップが難しい場合もあります。
給与水準も、一般企業と比較して低いのが現状です。


以上が、障害者雇用,一般雇用,特例子会社のメリット・デメリットになります(^o^)
他にも
「一般雇用枠の求人に応募するけど、面接や書類選考のタイミングで障害のことを打ち明ける」
という選択肢もありますね。
様々な選択肢を知り、それぞれのメリット・デメリットを比較することで
自分に合う働き方について考えていきましょう(*^^*)

リンクスでは、定期的に講座やグループワークを行っております。
興味のある方は体験で講座やグループワークへの参加もできますので、お気軽にご連絡ください♪