定着支援について【ビジネス講座】
就労移行支援事業所リンクス松戸でビジネス講座「定着支援について」を行いました!(^^)!

▼目的
定着支援の概要を知る
障害者雇用の認知が進み、障害者雇用数は年々上昇しています。しかし、定着率の面では課題が残っているのが現状です。
そこで就労定着支援制度の概要を知り、長期就労に役立てることを目的に講座を行いました。

<定着支援とは>
みなさんが就職した企業で長期的に就労できるように行われる支援です。
仕事をする上での困りごとや人間関係の悩み、就労に伴って生じた生活面の問題について、相談・指導・助言などを行います。また、企業や関係機関との連絡調整などを行い、企業の障害理解促進と継続的に働ける環境構築をサポートします。
「就労定着支援」を行えるのは就労定着支援事業所として指定を受けた事業所のみです。
〇対象者
就労移行支援事業所、就労継続支援事業所A型・B型、生活介護事業所、自立訓練サービス事業所を利用し一般就職をした方
〇利用期間
就職後、6ヶ月間は所属していた事業所による定着支援が行われます。7ヶ月目以降から最大3年間が「就労定着支援」の利用期間となります。
〇利用料金
障害福祉サービスのため、就労移行支援などと同じように基本的には1割負担で利用できます。前年の収入状況などにより自己負担額は異なります。
<定着支援のパターン>
定着支援の方法は主に以下の3パターンに分けられます。
1.企業での面談
企業で定期的に面談を行います。
働き始めて職場で困っていることを共有し、その課題の解決策を考える場を設けます。支援員からは企業へ就職者の特性について説明を行うことで、職場での理解を促します。
2.事業所での面談
就職者の希望に応じ、事業所で定期的に面談を行います。
企業での面談では話しづらいことや生活面での困りごとなどについてヒアリングし、助言・提案を行います。
3.メール、電話での相談
職場・事業所での面談が難しい場合や就職者の希望に応じ、メール、電話、Web会議システムを活用して連絡を取り合います。
参加者からは「制度の内容について詳しく知れて良かった」「就労後にも相談できる先があると心強いと思った」などの感想がありました。
実際に働き始めると想定外の困りごとや生活リズムが変わったことによる悩みが出てくる可能性があります。
就労定着支援を上手く活用し、長期就労を目指しましょう。
リンクスでは定期的にビジネス講座やグループワークを開催しています。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください♪
