仕事場での質問の仕方について【ビジネス講座】

こんにちは、リンクス松戸です。
今回のブログでは先日開催したビジネス講座「仕事場での質問の仕方について」をご紹介します。

Q&A

【講座目的】
・質問することの苦手意識をなくす
・職場で評価の上がるような質問ができるようになる

【質問のポイントはたったの6つ】
苦手意識を持っている人も少なくない「質問」ですが、今回の講座で紹介した以下の6つの要点さえ押さえておけば大丈夫です。

①まずは『15分』自分で解決できるか考える。
わからなくても、自分で解決しようとする意識が大事。自力で解決する目安を15分として、それ以上かかるようなら人に聞くようにしましょう。

②質問の内容を整理する。
あらかじめ、「何をどのように質問するか」考えておきましょう。
内容の整理が苦手な人は「聞きたい内容をメモに書く」のがおすすめ。文章化することで、自然と内容が整理されます。

③質問の結論を先に述べる。その後に理由を添える。
質問の結論を述べてから、「なぜその質問をするのか」「自分でどこまで調べて、どこがわからないか」を相手にわかりやすく伝えましょう。

④メモを取る
同じ質問の繰り返しは、相手に悪い印象を与えます。
「覚える必要があり、忘れそうな事」は、必ずメモを取りましょう。

⑤どこまで理解したか相手に伝える。
相手が説明したことを自分の言葉で言い換えて確認しましょう。
「○○ということでよろしいでしょうか?」と聞き返すことで、理解の食い違いを防げます。

⑥質問後、相手に感謝の言葉を忘れない。
質問の相手は、自分の時間を割いて対応してくれています。
最後に必ず「ありがとうございます」と感謝の言葉を忘れないようにしましょう。



【質問のアティチュード】
また、以上の6点を押さえた上、質問に答える側の考え方として「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」という教えについて話しました。
これは「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていくことができる」という意味です。
出典元については諸説ありますが、教える側の大事な教訓として、長く語り継がれている教えです。
なので、教える側がすぐに答えを教えてくれなかったとしても、それは意地悪ではありません。質問者が自分で答えを導き出すことができるように「魚の釣り方」を教えているのです。

【質問のフレームワーク】
最後に、聞きたいことがわかるコツとして、「質問のフレームワーク」を紹介しました。 一部簡略化したものになりますが、内容は以下の通り。

[相手の名前]さん
[何について質問したいかの結論]について
[確認or質問or相談]したいことがあるんですが
[〇分ほど]お時間もらえますか?

→質問の場合
質問したいことは、〇〇ですが、□□で問題ないでしょうか?

→相談の場合
相談したいことは〇〇ですが、[相手の名前]さんはどう思いますか?

以上の形式を参考に質問してみると、自分は質問しやすく、相手は要点を掴みやすい質問になります。


【講座を終えて】
今回の講座内容は、仕事や面接の場面で直結する内容ということもあり、参加された利用者さんはみなさん真剣に耳を傾けていました。
時には今までの体験談や質問についての考え方など、意見を交換しながら参加者の皆さんは大変有意義な時間を過ごしていました。
さらに、参加者の中には講座終了後の質問で早速講座内容を実践している人も。素晴らしい心がけだったと思います。

リンクス松戸では週に2回、以上のような講座やグループワークを開催しています。
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