【読んで身につける極意を解説】講座「読書術」を行いました!
こんにちは。
リンクス大宮です!
今回のブログでは、4月25日(金)に実施したビジネス講座「読書術」をご紹介します😊
小説からビジネス書まで、読書では様々な学びを得ることができます。
特に、リンクスで訓練されている利用者さんは書籍を通じて病気や障害、ビジネスマナーを身に着ける方も多いハズ。
自分のペースで取り組める反面、こんなお悩みはないでしょうか?
「読んだ後、内容が思いだせない…」
「読んだ内容を実生活に生かせている気がしない…」
そんな方は「読み方」と「読んだ後の行動」がうまくできていない可能性があります。
今回は、本から得た情報を自分の知識として定着させ、実践できる読書術を講義と実践を交えてお伝えしました✨

皆さんは読む本を選ぶときに意識していることはありますか?
「読書はしたいけど、何を読めばいいのかわからない」方も多いのではないのでしょうか。
自分のためになる知識を得るためには、自分に合った本を探すことが大切です。
まずは自分が知りたいキーワードを1つ決めてください。その上で下記のポイントを意識して本を選んでみてください!
情報をインプットするには、自分が理解して読み進められることが大切です。
専門用語があっても、その前後を読んで理解できるようにかみ砕かれているか確認してみてください。
読書自体に苦手意識がある人は、漫画や挿絵が多くあるものを選ぶことをおすすめします。
書籍の表紙の題名だけではなく、目次を初めにチェックしましょう。
目次を読むことで本の全体構成を把握することができます。
自分が知りたいキーワードや役に立ちそうな対策法が書かれているか確認してみてくださいね。
たくさんの人に読まれているには理由があります。
キーワード検索をかけ、レビューを先に目を通しておくのも決める手がかりとなります。

情報をまとめるにあたって知識を頭の中に入れるインプットの方法をお伝えします。
「問い」・「主張」・「根拠」にツッコミを入れる
「問い」→具体的にどのようなことに対して問題意識をもっているのか
「主張」→著者が読者に伝えたいメッセージ
「根拠」→著者がどのようなプロセスでその主張に至ったのかの理由
頭に浮かんできた疑問を文章に投げかけることによって理解を深めながら読み進めることができます。
この3つを見つけるという意識をもってツッコミながら読んでみましょう。
自分の足跡を残す
「自分の課題」と「重要な文」に付箋を貼って読んでいきましょう。
要約をするときに付箋が貼ってあると、情報を整理するときに円滑に再読できます。
読んだ後の自分の記憶だけに頼らないことがポイントです。
今回の講座で重要だと思った箇所に各章1枚ずつ付箋を貼ってもらいました。
枚数に制限を付けることによって、付箋だらけで何が重要なポイントなのか分からなくなってしまうことを防ぎます。
その後、その中からさらに重要な箇所を3枚に絞ることによって要点が絞られてきます。

一度読んでも、時間とともに記憶は薄れていきます。
そのため、間をあけずに自分の言葉に「編集」する作業を行う必要があります。
付箋で自分の足跡を付けた部分に戻り、本の要約をしていきましょう!
・読書記録にまとめる
タイトル・読書読了日・印象に残った言葉・感想(影響されたこと・今後自分が行動すること等)を
記録し、自分の読書史を一望できるように情報をまとめてみましょう。
・人に話す
情報をまとめたら、どんな本を読んだのか人に説明してみましょう。
自分の言葉がまとまっていないと相手に分かりやすく話すことが難しいです。
他者に伝えることで知識を定着するのに役立ちます。
また自分とは違った視点からの意見を聞くことで、学びを深められますよ!

🌷読む目的を決める。
書籍を選ぶ指針や知りたい情報が明確になります。
🌷自分の足跡を残しながら読む。
何が重要なのか読み返すときに情報を整理しやすくなります。
🌷記録に残して対話する。
読みっぱなしだとせっかく入れた知識が引き出せなくなります。記録にまとめる作業を行い、自分や他者との対話を通じて、定着させていきましょう。
今回ご紹介した方法をもとに、ぜひ日々の訓練や生活に取り入れて、読書をうまく活用してくださいね!
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