【教養講座】認知行動療法〜コラム法に挑戦!〜

こんにちは!
リンクス新越谷です🌷
先日、『認知行動療法〜コラム法に挑戦!〜』の講座を行いました!
コラム法とは、考え方の偏りや否定的な思考パターンを修正するための技法の一つです。
シートへの書き出しを通して、出来事に対する思考を客観的に整理し、より適応的な考え方に変えていきます。

コラム法を繰り返し練習することで、以下のようなメリットが得られます✨️
・自分の考え方のクセに気づくことができる
・自分を落ち込ませている考えをつかまえることで、モヤモヤした気持ちをやわらげることができる
・物事を柔軟に捉えられるようになることができる
・思考のバランスをとって「別の見方」ができるようになることで、こころを軽くする手助けをすることができる

コラム法の基本的な流れ


書き出しでは、以下のようなコラムを使います。

①状況(出来事)
どんな出来事があったかを書く

②気分(強さ)
そのときの気分と強さ(0~100%)を記録

③行動(身体)
そのときにとった行動や身体反応

④自動思考(ネガティブな考え)
そのときに浮かんだ考えや気持ち

⑤根拠(証拠)
その考えを裏付ける証拠

⑥反証(考えに反する証拠)
その考えとは違う見方や証拠

⑦適応的思考(バランスの取れた考え)
もっと現実的で前向きな考え方

⑧今の気分
新しい考えを持った後の感情の変化

コラム法の例


講座では利用者の皆様と一緒に、実際に書き出しを行いました。
下記にコラム法の記入例をご紹介します!

①状況:仕事で資料の誤字を指摘された

②気分:落ち込み(80%)、不安(60%)

③行動:ため息をついた

④自動思考:「自分はダメな人間だ」

⑤根拠:「上司がため息をついた」「自分のせいで会議が止まった」

⑥反証:「誰でもミスはする」「上司は他の人のミスにも同じ対応をしている」

⑦適応的思考:「ミスはあったが、次に気をつければいい」「完璧な人はいない」

⑧今の気分:落ち込み(50%)、不安(40%)に軽減

講座を終えて、利用者の方からは
「ネガティブな気持ちになった時に試してみたいと思った」と感想を頂きました。
ぜひ皆さんも気分が落ち込んだ時は、コラム法を用いた書き出しを行ってみましょう。
そして少しずつ、自己肯定感を育んでいきましょう✨️

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