レジリエンスとSST【教養講座】

こんにちは、リンクス新越谷です!

9/9(金)にレジリエンスSSTについて講座を行いました!
レジリエンスのSSTについての説明が書いてあるホワイトボード
【レジリエンス】とは

レジリエンス(英:Resilience)とは、心の回復力のことです。

ゴムボールを想像してみてください。
指で押すとボールはへこみますが、指を離すと徐々に元の形に戻っていきますよね。

ボールと同様に、辛い出来事や悲しい出来事で落ち込むことがあっても、心には徐々に元の状態に戻ろうとする力を備えています。 このような働きをレジリエンスと呼びます。

レジリエンスでは自分の感情を整理して、人に伝えることも大切です。
しかし、相手を尊重しながらも自分の意見や気持ちを伝えることは意外と難しいですよね。
そのような時は、SSTという方法で自分の気持ちを伝える練習をしてみましょう!

今回の講座では、レジリエンスに加えてSSTの基礎知識についてもご紹介しました♪

SSTとは

SSTとは社会生活技能訓練(英:social skills training)の略称です。
社会で生活していくために必要なスキルを身につける訓練のことを指します。
「他の人に何かをお願いする」「頼まれごとを断る」といった社会生活で必要なコミュニケーション能力の向上を目的として行います。

SSTの流れを簡単に表すと下記の3つだけです!
①出来事/テーマを決める

②適切な台詞を考える

③ロールプレイで伝える練習をする
SSTでは、飲み会の断り方や仕事の依頼方法などテーマを決め、その時に言う言葉を考えます。
そして考えた言葉を口に出してみて、実際の場面に遭遇した時、自分の考えや希望を言葉に出せるように練習していきます。
SSTは円滑なコミュニケーションについて事前に準備し、練習することなのです!

レジリエンスのSST

ノートブック
レジリエンスを踏まえてSSTを実践する時は、感情を書き出して整理することが大切です。

レジリエンスのSSTの流れは下記のようなものです♪
①出来事/テーマを決める

②その時の感情を3つ以上書き出す

③感情その1を伝える台詞を考える

④感情その2を伝える台詞を考える

⑤感情その3を伝える台詞を考える

④ロールプレイで練習してみる
SSTより手順が多いことに目がいくと思います!
レジリエンスのSSTは、感情を整理することに力を入れています。
まずは自分がどんな気持ちになるのか知っていきましょう!

また、ポイントとしては感情をできるだけたくさん書くことが大切です。
感情を書き出すことで、一番伝えたいことを伝えられるようにしましょう♪

参加者の感想

参加者の皆さんからは、以下のような感想が挙がりました!
・相手への感情の伝え方を練習したいです

・感情の伝え方をロールプレイで練習したいと思いました

・その日の出来事をしっかりと考えるようにしたいです

・レジリエンスを高めることができるように考えていきたい

この他にもたくさんの意見をいただきました♪

レジリエンス講座では、今後も皆さんから頂いた意見を反映して実施してまいります!!

リンクス新越谷では、レジリエンスの講座を毎月第2・4金曜日に行っております。
ご見学やご体験の方の参加も大歓迎です!お気軽にお問い合わせください♪

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