就労移行支援事業所リンクス川越東口です。
本日は9月24日(木)に開催いたしました、講座『アンガーマネジメント①怒りとは』をご紹介します。『怒り』について皆さんはどのようなイメージを抱くでしょうか?
人によっては怒りに対してマイナス感情を抱く方もいれば、コントロールが難しいと感じて悩む方もいらっしゃると思います。そもそもなぜ、私達には怒りの感情が備わっているのでしょうか。怒りについての理解を深める第一歩として、今回の講座では怒りの感情の仕組みとその背景について解説を行いました。
怒りとは
「怒り」とは、私たちが感じる喜びや悲しみといった感情と同様に身近な感情のひとつです。怒りは突然生まれるものではありません。実は怒りは「二次感情」と呼ばれ、その前に「悲しい」「不安」「悔しい」「寂しい」といった別の感情が隠れていることがあります。
上記にイメージをしやすいよう、イラストを掲載しましたので、合わせてご確認いただければと思います。就労時の場面を例にすると、上司から注意されたときに「腹が立つ」と感じても、その奥には「失敗してしまって悔しい」「自分を否定されたようで悲しい」という気持ちがあるかもしれません。
怒りを上手に扱うためには、怒りそのものだけでなく、その背景にある感情にも目を向けることが大切です。『怒り』についての理解を深めるうえで、現代社会の背景についても知っておきましょう。現代社会は怒りを生みやすいと言われています。
怒りを生みやすい理由として、以下3点があげられます。
①社会全体が忙しくなった②忍耐力が低下している③グローバル社会の変化
今の社会はグローバル化による競争激化に加え、少子高齢化による人手不足によって心の余裕が奪われる傾向があります。また、グローバル化の動きは「価値観の違い」や「習慣の違い」に触れることも増えることから怒りが生まれやすいです。忍耐力が低下している背景には、科学技術の発達があります。便利な社会となっている一方で、私達は不便なことや不快なことへの忍耐力が低下していると言われています。
【ミニコラム】コアビリーフ(価値観)が怒りを生み出す原因になる
コアビリーフ(価値観)とは「〜すべき」「〜である」といった人がそれぞれ持つ信念です。心理学の領域では中核信念とも言われています。
コアビリーフの形成には個人の性質も関係していますが、生育環境や経験、習慣から年月を経て形成されることが多いです。例えば、「朝食は絶対にパンであるべき」というコアビリーフを持つ人がいるとします。一方で「朝食は絶対に白米である」という人が、この朝食パン派の人と接触するとどうなるでしょうか。
状況によっては温和なコミュニケーションで済む可能性もありますが、お互いの心身のコンディションが優れなかったり、片方のコアビリーフが強かったりすると衝突を生む可能性があることでしょう。
コアビリーフは就労の場において顕著に出やすいものです。理由として、仕事のやり方や職務によって行う業務の違い等から人それぞれ違うコアビリーフが形成されやすいことがあげられます。怒りの背景にはコアビリーフがあること、コアビリーフの違いが『怒り』を生み出すことを知っておきましょう。
まとめ
今回の講座では「怒り」とはそもそもどういうものかをコアビリーフ(価値観)、社会背景をまじえて解説していきました。アンガーマネジメントは身につけることで以下2つのメリットがあげられます。生活や就労面において過ごしやすくなる
自分と違う他人が受け入れやすくなる
今の社会は人としての器の大きさが求められる時代になってきています。
「器の大きさ」と聞くとプレッシャーに感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「器の大きさ」は捉え方によって、「余裕の器の大きさ」としても考えられると思います。
私達は余裕を持つことで心身の負担を軽くし、日常生活や就労において過ごしやすさや仕事のしやすさに繋げることができます。まずは心身の状態を観察し、心と体がどのような状態であるのかを把握することが、怒りのコントロールの第一歩です。
『怒り』は生きていくうえでどうしても生じる感情の一つです。大切なのは『怒り』を消すことではなく、どうコントロールしていくかが大切だと思います。弊所では来月もアンガーマネジメント講座を開催予定です。次回のアンガーマネジメント講座では、職場における4つのタイプの人をテーマに、まずは自分がどのタイプに近いのかを探ったうえで、自身の苦手とするタイプの人に対する怒りの対処を検討していきます。
体験利用の方も本講座に参加できますので、興味のある方はぜひ、ご検討ください♪
少しでも気になる方は、まずは質問だけでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。
みなさまのご連絡お待ちしております♪





