朝ごはんを食べると良いと言われる理由

朝食朝日

都市圏に住む人々のうち、朝食を摂る習慣があるのは7割と言われており、「一日でもっとも重要な食事」と考える説は根強い支持があります。

なぜ、朝食は食べたほうがよいのでしょうか。どんなメリットがあるのか。より適したメニューはあるのか。

それらについて、お伝えします。


朝食で目覚めのスイッチが入る

目覚めて、最初の食事である朝食。身体はまだ眠りが抜けきっていないのですが、朝食によって目覚めるスイッチを入れることができます。

物を食べる行為。これは意外と刺激が強い行動です。舌を刺激し、咀嚼することで顎の力を必要とします。さらに補給されたエネルギーを消化することで、胃腸も動き始めます。

朝食は、これから始まる一日の準備です。スポーツをする前に、ストレッチをするように身体は一気に動かすよりも、徐々に動かしていくほうが都合がよいように出来ています。

これから動かすためのエネルギー源を摂取する意味合いがあるのはもちろん。その食事の行為自体にも意味があります。

朝食野菜

朝食で食べたほうがいいメニューとは

より良い朝食を摂る為には、何を食べるのかが重要となります。エネルギー摂取を必要としますが、消化器官の目覚めでもあるのであまり消化効率の悪いものはよろしくないです。

その点を考慮すると和食がよいでしょう。特に雑穀米入りのごはんがオススメです。白米よりも玄米のほうが、ミネラルやビタミン、食物繊維を多く摂取することができるからです。
朝食はより腹持ちがよいものが好まれます。その点雑穀米の食物繊維は適任です。

また朝は食欲が出ない人も多いでしょう。そんな時は梅干しを摂取するとよいでしょう。整腸効果や疲労回復の効果も期待できます。あとは味噌汁も効果的です。不足しがちな海藻類を摂取できます。

タンパク質も必要です。卵を使った料理や納豆も手軽に用意できます。朝食はあまり手間の掛かったものはしたくないもの。夜のうちに仕込んでおけるものや、ささっと作れるものが良いですね。
朝食は毎日摂るものなので、作る上で無理のないものにしましょう。

料理をすること自体が面倒。朝はゆっくり眠っていたい。そんな人にはバナナやグレープフルーツのようなフルーツがオススメです。あとはリンゴ。低カロリーで、かつ、満腹感を得られる食べ応えがあるのでダイエット中でも適任です。

朝食のメリットはいっぱい

朝食は午前9時までに摂取するとよいでしょう。朝は、排泄が最も活発になる時間です。朝食に胃腸を動かしておくと、お通じが良くなります。排泄物が体内に残るのは体によくありません。

しっかり食べて、しっかり出すことで体調もよくなります。

また、朝食を摂ることはダイエット効果があるといいます。朝食を食べないと昼に食べすぎてしまう、との意見もあります。実際は、朝食を抜くと、ランチや夕食時の血糖値の上昇がより大きくなってしまうからです。

血糖値が上昇すると、肥満ホルモンであるインスリンが大量分泌されます。朝食を食べれば、脂肪がつきにくい身体になります。


これらの理由から、朝食を摂ることは体に良いと言えます。
一日の始まりは朝食から始めるようにしましょう!

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