ストレスコントロール【ビジネス講座】
12月24日木曜日の4コマ目に、「ストレスコントロール」についてビジネス講座を行いました(^^)!
▼目的
・認知、行動、感情の関係を知る
・ものごとの捉え方を考える
▼流れ
・人はなぜ様々な感情があるのか
・事例を用いて人の感情について考える
・「認知」「感情」「行動」の関係を知る
・「認知(=ものごとの捉え方)」を変えることで感情がどのように変化するか
今回のストレスコントロール講座では、「認知」「行動」「感情」の関係から「ものごとの捉え方」について学びました!
人はなぜ様々な感情があるのでしょうか。
同じものごとや出来事があっても、考え方や感じ方は人によって様々です。
例えば気分が落ち込んでいる時、考えすぎてお腹が痛くなったり、何をやってもうまくいかないと思う人もいれば、次にやるべきことを考えられる人もいます。
それは、「認知」の違いから生まれると言われています。
そこで、事例を用いて「認知」「感情」「行動」の様々なパターンを考えていきました。
【事例】あなたは、とてもおいしいと評判のソフトクリーム屋さんへ行きました。
20分間行列に並び、甘くて評判のソフトクリームを買いましたが、手から滑って落ちてしまい食べることができませんでした。
Aさん
認知:他の人にソフトクリームを落とした姿を見られてみっともない
感情:はずかしい
行動:二度と同じお店に行かない、家から出られない
Bさん
認知:長い時間並んで疲れたからソフトクリームを落とした
感情:苛立つ
行動:定員さんに新しいソフトクリームを貰えるように交渉する
Cさん
認知:次は落とさないように気を付ける
感情:もったいないと思ったが考えても仕方ない
行動:明日もう一度買いに行く
こうした行動の違いを比較すると、出来事や状況に対する反応には認知・感情・行動が連動しているため、一人ひとりパターンが異なることが分かります。
出来事や状況を認知する際、悪い方向へ捉えると苦しい気持ちになります。
このような苦しい気持ちは、小さな失敗であっても「何もかも失敗だらけだ」と消極的に考えてしまう癖から生まれやすいです。
では、どうすれば苦しい認知を別の認知に変えられるのでしょうか?
その方法は「出来事を客観的に捉える」ことです。
失敗があった時、「できなかったこと」だけを反省するのではなく、「できたこと」も客観的に評価することで気持ちを安定させられるでしょう。
参加した方からは、「今までネガティブに考えて落ち込んでいたので、これからは思い込まず行動を起こそうと思った」「来年から前向きな気持ちに切り替えられるように意識する」といった前向きな意見があがりました。
毎日の生活の中で、ものごとの捉え方を少し変えるだけで、楽しく有意義な時間が過ごせるかもしれませんね!